鈴鹿央士さん、松本穂香さんのW主演ドラマ『噓解きレトリック』第8話が11月25日に放送され、作品の優しい世界観に、多くの反響が寄せられました。(※ネタバレあり)

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本作は、やたら鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵・祝左右馬(いわい・そうま)と、ウソを聞き分ける奇妙な能力者・浦部鹿乃子(うらべ・かのこ)の異色コンビが難事件を解決していく、レトロモダン路地裏探偵活劇です。

嘘が聞こえないからこそ、信じる…左右馬(鈴鹿央士)の言葉にSNSも感激

第8話は、食事処「くら田」で起こった弁当をめぐるいざこざを解決に導く左右馬(鈴鹿)と鹿乃子(松本)の姿が描かれました。

ある朝、「くら田」では店主・倉田達造(大倉孝二)と友人で「八百六」の店主・六平(今野浩喜)のケンカが勃発。

原因は、数日前に六平が急きょ依頼した寄り合い用の弁当の数。「十三折」を注文したはずだという六平でしたが、書きつけに「廿三折」と書かれていたため達造が廿三折作ってしまい、数が合わないと口論になっていたのでした。

左右馬が1人ずつ話を聞くと、全員が当時「十三折」と言っていたと言い、六平も、彼の隣にいて書きつけを書いているところを見ていた「くら田」の女将・ヨシ江(磯山さやか)も、書きつけに間違いなく「十三」と書いていたと証言。鹿乃子によると、誰も嘘はついておらず、謎が深まるばかり。

そんな大人のケンカを目の当たりにした「くら田」の息子・タロ(渋谷そらじ)が、不安げな表情で「父ちゃん嘘ついてないよね?」と左右馬に問いかける場面や、泣きながらメンコをする場面も。

SNSには「タロちゃんかわいそう…」「タロ坊、ケンカ嫌だよね」「タロ泣いてるじゃんか~」「タロちゃんを泣かせるな!」「かわいそうなんだけど、愛らしいなぁタロ坊」との声が。

また、「タロ、大丈夫だよ~」「先生が解決してくれるから、ちょっと待っててタロ」と、元気づける声もあふれていました。

この捜査のなかで、鹿乃子は自分が嘘をついているかもしれないということを疑わずに話を聞いてくれる左右馬に「どうして私が嘘を言っていると考えないんですか?」と疑問を投げかけます。

すると左右馬は、嘘が聞こえず、どんなに聞いても嘘か本当かがわからないからこそ、まずは何かを信じて、傷つくことを覚悟して飛び込んでみないと始まらないということを鹿乃子に語ります。

鹿乃子は、常に嘘が聞こえることで、人を信じるということの意味がよく分かっていなかった様子ですが、左右馬の温かい人柄や考え方に触れ、少しずつ理解し始めている様子。

左右馬と鹿乃子が作り出す優しくて、温かい本作の世界観にSNSは「やっぱり2人の空気感いいな」「左右馬は本当にいいこと言ってくれる。大事にしたいなぁ」「人生で大切なこと、教えてくれるね」「登場人物みんな根本優しくていい世界」と、改めてほっこりとする人が続出していました。

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