6月19日(土)、映画「いのちの停車場」で訪問看護師の⿇世を演じる広瀬すずの誕⽣⽇(6⽉19⽇)を記念してクランクアップ写真&新場⾯写真が解禁された。
この作品は、南杏⼦による同名小説が原作。吉永⼩百合をはじめ、松坂桃李、広瀬、そして⻄⽥敏⾏といった⽇本を代表する実⼒派豪華キャスト陣が出演。「在宅医療」に携わる医者・患者そしてのその家族たちを通して、“いのち”、“愛”、そして“いまを⽣きていく”、家族たちの願いを丁寧に描いたストーリーだ。
広瀬演じる⿇世は、亡くなった姉の⼦・翼を⺟親代わりに育てながら「まほろば診療所」の訪問看護師として、院⻑の仙川(⻄⽥)と⼆⼈三脚で在宅医療に携わってきた頼もしい存在だがその⼀⽅で、過去に⼤きなトラウマを抱えていて、“家族”に対して特別な思いを持っている。
「まほろば」の家族として新たに診療所メンバーに加わった咲和⼦(吉永)と在宅医療を⾏う、仙川とは異なる患者への向き合い⽅をする姿に困惑しつつも次第に咲和⼦の姿勢に背中を押され、過去のトラウマに向き合い、⾃⾝の進む未来へ歩みはじめていく。
広瀬は役作りにあたって「看護師として、患者とどう向き合うべきか悩みましたが、監督からのアドバイスもあり、重くなりすぎないよう常にフラットな気持ちでいるように意識しました」とコメント。
本作で初共演を果たした吉永や、再共演となった⻄⽥らベテラン勢との現場を「⼤先輩⽅との撮影は、居⼼地がよく、体験したことがないような不思議な時間でした。吉永さん、⻄⽥さんからのアイデアでこんなにも変わるのか、というような経験があったり、⼀⽇⼀⽇が濃厚で新鮮でした」と回想。
奇しくも同じ14歳で役者デビューした広瀬をかねてより「注⽬している⼥優」と挙げていた吉永は「すずちゃんは涼やか」と印象を語り、「お互いに合わせようとしなくても⾃然と(芝居が)やれた」と初共演を振り返った。
また、⻄⽥は「すずちゃんとは孫の役で共演しました。僕はすずちゃんのおじいちゃんの役でその時まだすずちゃんは15〜17歳。別の場所から来たんかい!っていうぐらいの可愛さ、その時からずっと虜ですね(笑)」と再共演を喜んだ。
広瀬は「看護師役を演じられたからですが、⼈のために働くことがこんな感じなんだと知ることができましたし、家族の⼤切さをあらためて実感できました」と語った。
映画「いのちの停車場」は、公開中。
配給:東映
©2021「いのちの停車場」製作委員会
最新情報は、映画「いのちの停車場」公式サイトまで。