12月22日(火)に最終回を迎える、有村架純主演のドラマ『姉ちゃんの恋人』のすべての撮影が無事に終了。有村架純、林遣都、奈緒、髙橋海人(King & Prince)、日向亘、南出凌嘉の6人がそろって撮影を終えた。
約3ヵ月に及ぶ撮影期間の最後は、主人公・桃子(有村)が暮らす安達家で行われるクリスマスパーティのシーン。ラストカットのOKが出ると、無事にクランクアップを迎えた6人は、監督からそれぞれ花束を渡され、拍手に包まれた。
有村は「みなさん、本当にお疲れ様でした。こういう世の中になった中で、大きなトラブルもなく、毎日順調に撮影を進めることができ、無事にこうして終わる日を迎えられて何よりです」と、座長としてコメント。
続いて、「主演をやらせていただくときは覚悟や責任をしっかり背負っていかなきゃいけないと思っていたんですけど、結局みなさんに助けてもらうことが多く、やっぱり自分は周りとの出会いや学びによって生かされているんだなと感じました」と、周囲の共演者やスタッフに感謝した。
そして、主演として作品に向き合い続けた日々を振り返り、「きっと私たち役者にとっても、現場のスタッフにとっても挑戦だったのかなと思います。ですから、その挑戦を一緒にゴールしてくださったことを心から感謝したいと思います。本当にありがとうございました」と満足げに語った。
有村演じる桃子の恋の相手・真人を演じた林は「素敵な出会いがいっぱいあって、幸せな3ヵ月間でした。この物語に出ているみんなが本当に大好きで、辛いことはほとんどなくて…本当に居心地がいい現場でした。心からみなさんに感謝しています。ありがとうございました」と、撮影を振り返って感謝の言葉を口にした。
桃子の親友で、桃子の弟・和輝(髙橋)の彼女となったみゆきを演じた奈緒は、「本当にどのシーンも楽しくて、どのセリフもひとつひとつ大好きでした。脚本をもらうたびに、『人ってこんなに幸せになっていいんだな』と、幸せに希望を持てるドラマでした。現場も初日からずっと笑顔であふれていて、すごく楽しかった思い出ばかりです。本当にありがとうございました」とコメント。
安達家の長男・和輝を演じた髙橋は、「安達和輝を演じさせてもらうことは、僕にとっては大きなチャレンジでした。しかし、キャストやスタッフのみなさんが期間中ずっと鼓舞してくださったおかげで頑張れました。本当に…やばい、主演じゃないのに泣いちゃいそう…」とあいさつの途中に涙ぐむ瞬間もあったが、周囲がほほ笑ましく見守る中、「素敵なみなさんと出会えてよかったです。もしよかったら、またご一緒にお仕事させていただきたいなと思います。本当にありがとうございました!」と、最後は笑顔で締めくくった。
そして、安達家の二男・優輝を演じた日向は、「暑い夏から寒い冬まで、素晴らしいスタッフのみなさんと豪華な共演者のみなさんと、こんなに素敵な作品を一緒に作り上げることができ、すごく光栄に思います。またいつかみなさんとご一緒できるように頑張りたいと思います。本当にありがとうございました」。
三男・朝輝を演じた南出は、「8月に初めてみなさんとお会いしてから本当の兄弟のように接していただいて、とてもうれしかったです。この撮影に来るのが毎回楽しみで、あっという間の撮影期間でした。ありがとうございました」と、笑顔であいさつした。
<最終話あらすじ>
安達家でクリスマスパーティが開かれるその日、桃子(有村架純)を守り抜いた真人(林遣都)は、笑顔で安達家の門をくぐる。家では、和輝(髙橋海人)、優輝(日向亘)、朝輝(南出凌嘉)に加え、みゆき(奈緒)も2人の帰りを待っていた。
温かく迎えられ、クリスマスの飾りに彩られた部屋で、家族のぬくもりと幸せな空気に包まれた真人は胸を熱くする。桃子による乾杯のあいさつを皮切りに始まったパーティでは、安達家の恒例行事として、全員が一人ずつ「あること」を発表することに…。
その頃、悟志(藤木直人)の秘密を偶然知ってしまった日南子(小池栄子)は、大きなショックを受けていた。そんななか、ホームセンターではクリスマスイヴの閉店後、社員や家族、友人たちを招き、簡単なクリスマスパーティを開くことが従業員たちに知らされる。