12月21日(月)放送の、フジテレビ『Live News α』では、12月25日(金)から始まる「全日本フィギュアスケート選手権大会」(以下、「全日本選手権」)の見どころが紹介された。

フジテレビでは、『全日本フィギュアスケート選手権2020』として、地上波、BSフジ、CSで放送。FOD、TVerでの配信、さらに、FODプレミアムでは初めて全競技を完全生配信することも決定。

また、フジテレビスケート公式Twitterや、フジテレビのフィギュアスケート・スピードスケート・ショートトラックの総合サイト「フジスケ」では、さまざまな企画配信を予定している。

今回は、「彼女たちが口にした覚悟」と題し、女子フィギュアの、坂本花織選手、樋口新葉選手、宮原知子選手を特集。3人の「覚悟」に迫った。

<全日本選手権2020「彼女たちが口にした覚悟」>

紀平梨花が初優勝を飾った、2019年の「全日本選手権」。あれから1年――“特別な年の、特別な女王決定戦”が始まる。

2018年の「全日本選手権」女王、坂本花織。昨年は、ショートで3位に入るも、フリーでは後半にジャンプのミスが重なり、シニア転向後ワーストの6位という結果に。「追い込みきれていなかった。甘さが出た」と回顧した。

「もう妥協はしない」。4回転のような大技ではなく、一つひとつのジャンプやステップ、出来栄え点にこだわった今シーズン。大会で優勝しても、完璧を追い求めた。

そして、NHK杯では、自己ベストを更新し優勝。リベンジの舞台、「全日本選手権」に臨む。

「パーフェクトで表彰台に立ちたい。リベンジ以上を狙って頑張ります」と決意を話した。

昨年の「全日本選手権」で、ケガから復活の表彰台に立った樋口新葉。浅田真央に憧れ、世界と戦うため、4年かけて練習してきたのが、トリプルアクセル。

「難しいジャンプだと思うんですけど、本当にあとちょっと何かが変われば跳べるなという感じ」と手応えを語った。

11月のNHK杯では、わずかに回転数が足りなかったものの、見事着氷。「全日本選手権」では、完璧なトリプルアクセルを見せつけるつもりだ。

「『トリプルアクセルおりたらすごい』みたいなところがあるので、『すごい側に行きたい』」と意気込む。

過去には、「全日本選手権」4連覇も達成した宮原知子。しかし、昨年は、6年ぶりに表彰台を逃してしまう。

「『もう、これで終わりなのかな』とか、それくらいまで思ってしまった」。

今年は、コロナ禍の中、カナダに滞在し自分のスケートと向き合った。そして、今シーズン挑戦するのが名曲「トスカ」だ。

「たくさんの有名な選手が使っている曲。ダイナミックでドラマチックで、スケートの中でも有名な曲」と選曲理由を明かす。

宮原は、「トスカ」に挑戦することで「自分の色に変えられるようにしたいなと思っています」と明かした。