フジテレビ『めざましテレビ』のお天気キャスターを務めている阿部華也子。わかりやすい情報読みと明るくさわやかな笑顔が人気だ。フジテレビュー !! では、そんな阿部の連載「空が好き」を月1で配信中!
<過去の記事一覧はこちら>
また、フリーテーマで描いたイラストも公開!「絵の神が降りてくる」と自負するあふれる才能で、何を描く?本人の解説入り動画で紹介する。
<阿部華也子 インタビュー>
――まずは、今月のイラストについて聞かせてください。タッチも変わって、とても気になります。
「牛」ですね(笑)。2021年になったからタッチを変えてみようとか、特に意図はないです。ただ、1月のイラストなので、「『牛』でいこう」というのは決めていました。
私としては、結構うまくできたかなと。この、“おじぎ”をさせるというのが…思ったよりちゃんと…いや、いいですね。えへへへ(笑)。
<1月のイラストはこちら!>
――本当に、どんどんうまくなっていきますね。
やっぱり、描いているとうまくなっちゃいますね、なんて(笑)。
――今年のテーマである「素直」も書かれています。今年のテーマは、ふたつあるとのこと(ページ下のメッセージ動画参照)ですが…?
まず、ひとつ目は「素直」でいる、大事なことを伝えられる人になるということ。もうひとつは「すぐにやってみる」ということです。
昨年は、『めざましテレビ』のYouTubeで「あまり素直じゃない」みたいなことがバレてしまいまして…言われてみれば、そうかもしれないって。「ありがとう」や「ごめんね」を、身近な人に伝えられていないと感じた1年だったので。
さらに、気づいたことがありまして。私が「すごいな」と尊敬する人は、みなさん、人から何かを勧められたときに、それを試すのがすごく早いんです。何事もすぐにやってみる。行動力があるというところが共通しているんです。そんなこともあって、私も「素直にすぐにやってみよう」と思ったんです。
――やりたいことがあっても、行動に移すまで時間がかかると、これまでも言っていましたね。
そうなんです。これまでは、特に自分の価値観や興味の範疇(はんちゅう)にないものは、「〇〇いいよ」と聞いても、なかなか手を出すことができませんでした。そういう方、私以外にも多いんじゃないかと思うんですけど…。
でも、まずは簡単なことから、お店やYouTubeなどを紹介していただいたら、行ってみる、見てみるということをやってみようと思っています。
――動画でも言っていましたが、「素直じゃない」という自覚があるようですね。
はい(笑)。私も、今年25歳。いい大人なので、さすがにそんなことも言っていられませんので。
両親に対しても、「ありがとう」と言う機会が少なくなり、素直さが削られているような気がしていました。離れて暮らしているということもありますし、照れもあると思いますけど、きちんと口にしないといけないですよね。
――愛の告白ではなくても、例えば誰かに何かを伝える、告白するというようなことは苦手ですか?
そうですね。どこか恥ずかしいと思ってしまうのかな…。好きな人ができたとしても、自分からは言えないかもしれません。
――『めざましテレビ』では、永島優美アナウンサーの卒業と、4月からの後任として井上清華アナウンサーの発表がありました。
私は、発表のあった直前に聞いたんですが、それを聞いてすぐに永島さんに連絡を入れたら、電話をいただいて。私、ちょっとパニックになってしまっていて、つたない文章のLINEを送ってしまったんですけど…二人で、ほろほろ泣きながらお話させていただきました。
私が『めざまし』1年目のときに、永島さんもメーンキャスターになったので、憧れの存在で。だから…すごく寂しいです。番組でも、永島さんとのかけ合いが多かったですし、あの天然の回答が本当にありがたかったので(笑)。今は、寂しい気持ちでいっぱいです。
――パニックになるほどショックだったんですね。
本当に毎朝一緒だったから、それがなくなる、一緒にいられなくなると思ったら…。昨年の二人旅(箱根女子旅/11月3日放送)のことを思い出したりして。私、あのとき「最初で最後の…」みたいなことを言ってしまったんです。それが現実のものとなってしまって、後悔しています。永島さんからは「また、週末にご飯でも行こうね」と言っていただいたんですけど。
永島さんは包容力のある方なので、私も甘えてしまっている部分がありました。そろそろ、“親離れ”しなきゃいけない…ということなんでしょうね。
でも、新たにメーンキャスターを務める井上さんも、とても真面目で純粋なハートの持ち主なんです。また面白い番組、かけ合いができるのでは、という予感がしています。
――2021年、お天気キャスターとしての抱負は?
今年の4月で、6年目になるので、もう少し周囲に甘えずにやっていきたいと思います。『めざましテレビ』では、軽部真一さん、生田竜聖さん、三宅正治さんについで長くなるのかな。
プレッシャーは常にあるんですが、長く続けるということは、後輩も増えるということ。今年も、気を引き締めてがんばっていこうと思っています。
――最後に、みなさんにメッセージをお願いします。
2021年の1回目の連載です。みなさん、今年もよろしくお願いいたします。私は、変わらず『めざましテレビ』に出演すると思いますので、見ていただければ幸いです。
1月中旬から2月は、一番寒い時期です。コロナもありますし、みなさん、暖かくして風邪などひかぬようお気をつけください。
今年は、普通のことが普通にできる年になるといいですよね。まだまだ先が見えない状況が続きそうですが、みなさんにとって、明るい1年になりますよう祈っております。一緒に、がんばりましょう!