黒川想矢が演じるのは履物屋の下働きの嘉助

黒川さんが演じるのは、履物屋で下働きをしている嘉助(かすけ)。

黒川想矢

とある事情で本を買いに書店へと来たところ、目的の本を買うには手持ちのお金では足りず…。そんななか、書店の主人が店を空けます。そこに、おつかいにやってきた利市(橋本淳)が嘉助を店員だと勘違いをして声をかけますが、嘉助はこの状況を利用し、ニセの店員になりすまして利市からお代をもらいそのまま逃走します。

黒川想矢

嘉助は、苦労した生い立ちから、人に本当のことを話しても信じてもらえないと思って生きてきました。そんな嘉助ですが、底抜けに明るくて心やさしい利市と、うそがわかる鹿乃子との出会いによって、次第に心を動かされていき…。

黒川さんは、5歳から芸能活動を開始。NHK BS時代劇『剣樹抄~光圀公と俺~』(2021年)で、メインキャストの了助役を演じ、当時小学6年生で、剣豪と一緒に旅する孤児の役を好演し話題に。同作では、松本穂香さんとも共演しており、今作で3年ぶりの再共演となります。

映画『怪物』(2023年)でオーディションの末、メインキャストに。映画初出演にして「第47回 日本アカデミー賞」新人俳優賞、「第66回ブルーリボン賞」新人賞などを受賞。

最近では、『からかい上手の高木さん』(2024年/TBS)で、W主演を務めるなど、14歳という若さで、早くも注目を集めています。

黒川さんは、今作で月9ドラマ初出演となります。

第10話には、利市(橋本淳)、浦部フミ(若村麻由美)も登場!

さらに第10話では、第6話で登場した利市が再登場!

その明るくて、無邪気な笑顔や言動が「やさしいお兄ちゃん」「キュンキュンする!」とSNS上では話題となり、「また出てきてほしい!」という声も多くありましたが、そんな視聴者のリクエストに応えるように再登場。

さらに、鹿乃子の母・浦部フミ(若村麻由美)も登場。第1話で、周りから自分の能力を気味悪がられ、村を出ることを決めた鹿乃子に「いつでも帰ってきていいんだからね」と声をかけたフミでしたが、鹿乃子にはその言葉が“ウソ”だとわかり…。第10話では、フミのこの言葉の真意が明らかになります。

『嘘解きレトリック』第10話は、12月9日(月)21時より、フジテレビで放送されます。