フジテレビで放送されている『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』の2月19日(金)放送回は、デビュー10周年イヤーに突入したSexy Zone特別編となることが決定した。

昨年同番組では、3月から約8ヵ月間に及び密着したVTRが放送され、全国ツアー「POP×STEP!? TOUR 2020」のリハーサルや、コロナ禍によってツアーを中止せざるを得なくなった状況、形を変えて実現した無観客オンラインライブの裏側を4週にわたって特集した。さらに病気療養のため1年9ヵ月の間、活動を休止していた松島聡の復帰や、メンバーが人知れず抱えてきた不安や葛藤にも触れ、大きな反響を呼んだ。

昨年の特集が大きな反響呼び、取材を継続

それを受け、番組では今年に入っても密着取材を継続。2021年は新たな覚悟と共に10周年へとまい進するSexy Zoneの姿を追った。Sexy Zoneの10周年を記念し、3月に発売されるアルバム「SZ10TH」。そのリード曲「RIGHT NEXT TO YOU」のミュージックビデオの制作が開始された。この曲は、メンバー自身が選び出した全編英語詞のダンスナンバーだ。振り付けは、世界で活躍するアーティストを手掛けたチームに依頼。どんな些細な動きにもこだわりの詰まった振りで、Sexy Zone史上、最も難易度の高いダンスに仕上がった。

中島健人は「気合入っているよ。新しいSZの道を切り拓いてもらえた」と自信を見せた。松島は「どのグループもそうですけど、常に変化していかなければならない。Sexy Zoneの挑戦ということでは新しいスタート。なんかすごい楽しみです。これからが」と語った。

「ずっと焦りが」「何も残せていない」メンバーが口にしていた葛藤

2011年に、平均年齢14.4歳というジャニーズ史上最年少でデビューしたSexy Zone。昨年の取材で佐藤勝利は「若いうちから活動が始まったのでずっと焦っていましたね」と振り返り、菊池風磨は「まだ何も残せていないという思いが大きい」と心の内を明かしていた。また、12月にはマリウス葉が一定期間芸能活動を休止することが発表された。決して順風満帆とは言えない状況で10周年イヤーを迎える今、彼らは何を思うのか。

「マリウスのためにも楽しんだ方がいい」(菊地風磨)

中島は「Sexy Zoneってピンチをチャンスに変えられるグループ。まさにこの言葉が当てはまる」と話し、菊池は「ボロボロな状況ではあるんですけど、一度お休みしていた聡ちゃんが戻ってきてくれて、ここからが踏ん張りどころ。この状況を悲観的に見るんじゃなくて、お休みしているマリウスのためにも、できる限り楽しんだ方がいいんじゃないかなって」と語った。10周年に向け新たな世界を切り拓こうと挑む姿と、さらなる未来を見据えた強い決意に迫る。