雪（清野菜名）たち管制員たちの葛藤…何度裏切られても、助けを求める声を信じること＜『１１９エマージェンシーコール』第5話完全版＞

高千穂がラウンジに行くと堂島信一（佐藤浩市）が来た。自信を無くす高千穂に、堂島は「最後は自分の判断を信じるしかない」と伝える。

さらに、堂島は高千穂が間違っていたかどうかは部下たちが一番よくわかっていると励ました。

田中の司会で総務課による会見が始まる。

部長や課長たちは、市民に不快な思いをさせたことをひたすら謝罪。そんな最中も、司令センターには多くの通報が寄せられる。

そんななか、雪は腰を痛めたという男性の通報を受ける。雪は声の主が、先日、「古川順子が倒れた」と虚偽通報してきた男ではないかと聞き分けた。

男が救急車を向かわせてほしいと告げた住所は、順子の部屋。堂島から、通報が携帯電話からであることを報告を受けた高千穂は救急車を向かわせるよう雪に指示する。

雪が名前を尋ねると、男は岩瀬登（久保酎吉）と名乗った。また、岩瀬は彼女とケンカしてベランダに追い出されたと言う。

兼下は、岩瀬がストーカー行為をしていると疑い、警察へ連絡したほうが良いのではないかと高千穂に尋ねる。しかし、高千穂は確証がなく、決断できず…。

そんな時、雪は岩瀬に彼女だという古川の名前を聞く。「ジュンコ」だという岩瀬の答えに、高千穂は警察への連絡を決意した。