波乱を呼ぶ女性・麗子（加藤小夏）の正体は？そして左右馬（鈴鹿央士）と鹿乃子（松本穂香）は…＜『噓解きレトリック』最終話完全版＞

事務所に帰った左右馬は、麗子に早く出ていってもらうための作戦を画策。

そこで左右馬は、まず「青木麗子という名前、嘘ですよね？」と麗子に突きつけた。彼女は否定せず「本当の私は誰にも秘密」と返し、自分自身のことをすべて嘘で語る。

そんなところに、端崎馨（味方良介）が来て左右馬を連れ出し、鹿乃子は麗子と2人きりに。鹿乃子は麗子と話すうちに、どうやら彼女は失恋をして家を出てきたのではないかと推理する。

翌朝、左右馬と鹿乃子が起床すると、昨晩、倉田ヨシ江（磯山さやか）に頼まれた栗の皮剥きを麗子が済ませていた。

左右馬は栗に被せていた新聞に違和感を抱く。藤島千代（片山友希）の父、幸弘（杉本哲太）が掲載されたページだけが、麗子に抜き取られていたのだ。

千代に頼んで新聞を持って来てもらった左右馬と鹿乃子は、尋ね人の欄に“蘭子へ◆心配シテ居ル連絡乞ウ◇鈴乃”という記事を見つける。蘭子と鈴乃で“鈴蘭”。麗子がしていた季節外れの手袋に思い当たる。

左右馬と鹿乃子は、尋ね人欄に掲載した槇原鈴乃（兼光ほのか）と婚約者の鈴村柾（福山翔大）に事情を聞くことに。