脊髄梗塞を発症した“ひろみちお兄さん”佐藤弘道「1人で抱えていたら、たぶん今ここにいなかった」SNSの応援コメントと妻へ感謝
11月5日(火)19時〜『ジツハなジツワ ~#今夜の好奇心~独占密着!すべてが初公開SP』
――久美子さんにとって、弘道さんの印象な言葉はありますか?
弘道:最初の頃は、ネガティブなことしか言わなかったよね(苦笑)。
久美子:「一生迷惑かける、どうしよう」とか「ごめんね」みたいな言葉ばっかり続いていました。でもやっぱり、息子たちから「生きてるからいいじゃん」と言われて、急に変わったと思います。
弘道さんから「頑張る」という言葉が出たときに「あ、もう大丈夫かな」と思いました。息子たちも「パパ、もう大丈夫じゃない?」って。本音や弱音を出すことも大事ですが、やっぱり「もうダメだ」が「まだできることがあるかもしれないから、頑張る」に変わったときが、一番嬉しかったですね。
――今回の出来事を経て、夫婦の関係性は何か変化しましたか?
弘道:仲良くなったかな。
久美子:これまで一緒に過ごす時間が少なかったのですが、今はほぼ毎日、家にいてくれます。『おかあさんといっしょ』(NHK)に出演していた頃もですし、辞めたあとも全国を飛び回っていて、いつどこに行っているのか分からないような生活だった人が、今はほぼ家にいるんですよ。私たちの、この何十年の生活で初めてです。
弘道:もともと、家族のありがたさはずっと感じていましたし、そういう面で気持ちの変化はないです。ただ、今はテレビやラジオ出演、取材以外の仕事、たとえば講演会、研修会なんかは全然やっていないので「うち、生活大丈夫なのかな…」とずっと不安でした。
でも、妻が「大丈夫、大丈夫!なんとかなるから」と言ってくれて。本当に心強いです。夫婦で支え合っているというのを、今まで以上に感じるようになりました。
「ありがとう、しかない。相当大変だったと思う」(弘道)
――今、お互いに伝えたいことはありますか?
弘道:僕はもう「ありがとう」しかないですね。相当大変だったと思うんですよ、肉体的にも精神的にも。僕が抱えていた仕事(※)も今、妻が全部代わりにやってくれているんです。長男もスタッフとして、一緒に地方へ行ったりしています。そういう意味でも、本当に「ありがとう」ですね。
※久美子さんは『テレビ体操』(NHK)の元アシスタントで、現在は弘道さんが代表を務める会社の体操教室でスタッフを務めています。
――最近では、久美子さんが『サクッと!エクササイズ スタプラ』(フジテレビ/2024年9月終了)に出演していました。
久美子:2024年4月に番組が始まった頃は、弘道さんが講師として出演していました。その後、いろいろな方が講師を務め、9月分の最後の収録前に、番組スタッフの方が私に声をかけてくれたんです。「弘道さんじゃなくて、私ですか!?」と思わず聞き返してしまいましたが、弘道さんがやってきたことを番組の皆さんが大事にしてくださっていると知り、挑戦しました。
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