カリキュラムありきではなく、個別の要望へ応える「パソコン教室ちょこんと」。自身の強みと向き合い、PC作業を好きになってもらえる場所を作り上げるまで。

はじめまして。パソコン教室ちょこんと、代表の夏目と申します。

「事務改善サポート」を行うパソコン教室ちょこんとの前身は、企業様に訪問し事務改善サポートやシステム制作を行っていました。しかし、「いつかパソコン教室をやりたいなぁ」と私の夢を覚えてくださっていた取引先様からのご厚意で、事務机・椅子・ロッカー・本棚等を頂けるきっかけがあり、2021年8月にパソコン教室を開くことが出来ました。

「パソコン教室ちょこんと」は一般的なパソコン教室とは異なります。カリキュラムに沿ったパソコン教室ではありません。

時短ワザや関数、マクロ・VBA、Powerquery、チラシ作成、HP作成、起業相談、パソコン等不具合対応、基幹システムの排出データを利用した会議資料作成研修など・・・

ココだけを教えてほしい！に応えることが出来るパソコン教室です。

本ストーリーでは、パソコン教室ちょこんとの運営に込められた情熱と、顧客に寄り添った独自のアプローチを通じて、どのように多くのビジネスパーソンのサポートを実現しているかについてお伝えします。

パソコン教室ちょこんとの実際の様子

代表の夏目は社内ヘルプデスク（PCやネットワーク、アプリ等の不具合対応）や事務全般を行う会社員として働いておりました。

前職はヘルプデスクから離れ、4年間営業事務をしておりました。営業事務で働いていた会社は福利厚生も良く、楽しい思い出がいっぱいです。

皆さんに仲良くして頂いていたのですが、ヘルプデスクのスキルを使って従業員の皆さんから頂いていた「ありがとう、とても助かったよ！」と言われたときの笑顔が忘れられないと思うようになり、当時の社長に相談しました。

社長からは「東京本社のシステムに行ってみるか？」とも仰っていただきましたが、

「どこにも所属せず自分のヘルプデスクのスキルを試してみたい！」という思いを抑えることが出来なくなり、起業を選択しました。　

最初は教室を持たず、法人向け「事務改善サポート」やシステム制作を行っておりました。そしてビジネスプランコンテストでは「事務改善サポート」で特別賞を受賞することも出来ました。

このまま教室を持たずに活動していくかと思っていた頃、取引先様のご厚意もありパソコン教室を持つという願いが叶うということが起きました。

急にやってきたパソコン教室を運営するという機会。大変ビックリしましたが、せっかくなので自分自身が楽しかった社内ヘルプデスクをパソコン教室に活かせないかと考えました。

自分の得意なことや強みを洗い出してみました。

・女性だけどPCやアプリ等の設定、キッティング、不具合対応に強いこと。

・何十回と同じ質問をされても初めて質問されたかのように、イライラせずそつなく回答することが出来ること。

・会社員としての経歴が長いので社内の事務作業やPC作業の問題点がわかること。

・システムの構造を理解しているので企業に合わせて企業とシステム会社との間をサポート出来ること。

・データ分析用の資料作成の構成から表・グラフ作成までを依頼人に合わせてサポート出来ること。

・パソコン教室をする前、2年弱程公共が運営している創業支援機関で創業支援をしていたこと。

自分の得意や強みを洗い出してみたことで、他のパソコン教室とは異なる独自路線で集客出来るのではないか？と考えました。

結果、カリキュラムに沿った内容ではなく、単発で「ココだけを知りたい！」「この問題だけを解きたい！」というお客様のご要望に応える単発講座を充実させたパソコン教室になりました。

場所は、50年以上も経っているビルの3階を借りることにしました。JR豊川駅ロータリーのすぐ横。鉄骨で頑丈なビルですが、50年以上経過していることでエレベーターが壊れているレトロなビルです。

階段の幅は少々狭く、勾配がキツイという特徴があります。その為、年齢の高い方や足の不自由な方は3階の教室までたどり着けない可能性がありました。

150cm程の私の身長ではお客様を教室まで抱えて運ぶことが出来るわけもなく、悩んだ末、講座の内容を絞り込むことにします。

講座は会社員等現役の方をターゲットにし、実務へ特化した内容を多く作りました。また、３階まで上ってくることが出来ない体力に自信のない方や足の不自由な方でも対応出来るようにオンライン講座も作りました。

パソコン教室ちょこんとの位置するビルの様子

今ではオンライン講座を作ったことで全国の方とも繋がることが出来るパソコン教室となりました。

人気の講座はマンツーマン講座です。創業される方が名刺・チラシ、HP制作を行いたい、事業が小さいうちは自分で制作することが出来ないか？とのご相談を多く頂きます。

これは、創業支援機関で働いた経験が活きました。

創業したい！新規事業を立ち上げたい！といった創業を夢見るお客様は思いが詰まった内容を盛り込みすぎて、「自分の事業」がぼやけてしまうチラシ制作やHP制作になってしまいます。

そのため、創業したい！というお客様の思いを聞き取りしながら、お客様ご自身で制作出来るアプリの提案、アプリを使った加工の作業手順、思いが伝わる文言やチラシ構成、印刷業者への依頼の仕方、注意点等を詳しくお伝えしています。

１回２時間の講座、２回受講していただけばある程度ご自分で名刺、チラシ、HPまで制作出来るようになります。

しかし、大抵のお客様は３回目以降もご連絡いただきます。忘れた頃にご連絡いただくことも。

「先生、今こんな感じで事業拡大したよ」、「新規事業を一緒に考えてほしい！」といったご相談も頂くようになりました。

講座は単発ですが、お客様とご縁が繋がっていく関係を築くことが出来ています。

今まで現場で働いていたけど、役付きになってからパソコンを使用するようになり慌てているといった方が教室にお見えになるようになりました。前任者から引き継いだ会議資料は手入力作業が多い、自分のスキルでは間に合わないといった事も多く聞きます。

基幹システムの排出データがあれば入力作業を行う事なく資料作成を終わらせることが出来るのですが、排出データの有無さえも知らない方がほとんどです。

基幹システムの内容や排出の仕方を同僚や上司に聞く方法、情報システム部門へのデータ排出依頼の仕方もお伝えします。

無事排出データを利用して改善出来た資料作業時間は平均5分以内です。

役職者の方が個人的に教室にお見えになることもありますが、基幹システムから排出したデータを使って社内の会議資料作りを自動化出来ないか？という企業からのご要望も聞くようになりました。

基幹システムで会議資料まで作ることが出来るという企業は、資金に余裕がある企業ではないかと思います。

しかし、基幹システムを導入してから長年使用している企業や会議に合わせた資料作成が無い基幹システムでは、毎月の資料作成に１日～５日程時間が掛かっている企業も少なくありません。また、基幹システム仕様変更は高額になる為、次回基幹システム導入までは現在の仕様を駆使して会議資料を作成している企業も多いです。

そのような企業様からExcelで簡単に会議資料を作れないか？とのご要望を頂き、マクロを使わずに自動化出来る資料構成の研修のご依頼も増えております。

排出データを利用した自動化の方法、毎月「更新」ボタンを押すだけであっという間に完成する会議資料の作り方研修は大変喜ばれております。

お客様の課題に関して必ず結果を出します。

必ず結果を出すと言っていますが、性格は結構のんびりしています。

全然キリキリしていません。

「なんだかわからないけど解決出来た」

「不思議な感じだけど、あっという間に完了した」

よくお客様から言われる言葉です。

楽にPC作業をこなす考え方や肩の力を抜く仕事に対するスタンスもお伝えできます。

PC作業が好きになるお手伝いをこれからもしていきたいと思っております。

代表の夏目

■パソコン教室ちょこんとのページ

https://helpdeskchoconto.jimdosite.com/

創業を夢見ている方が、どのように無料でHPを作っていけばいいのかを参考にしていただきたい、との思いでパソコン教室ちょこんとのHPもJimdoサイト無料版で作成しております。

■パソコン教室ちょこんとの姉妹企業

一般社団法人プロヘルプデスク協会

https://www.prohelpdesk.info/

パソコン全般機器に関する知識を持ち、高い傾聴力・提案力で信頼関係を築くプロフェッショナルの人材を育成する協会です。

情報システム部門が無い小規模事業者でも、PC対応が出来る従業員を増やしたいといったご要望を頂き、起ち上げた協会。

こちらのHPはパソコン教室ちょこんと同サイトの有料版で作成しております。

創業支援の一環で、ご自分で制作出来るHP制作を見て頂こうと思い、無料版・有料版で比較したサイト構成になっています。