「私、暇なんです」の姿勢でメンバーと共に歩む“伴走型”管理職【セコムグループのTMJが示す多様なリーダー像とは】
私たちTMJは、コールセンターを中心とするBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)事業を全国で展開しています。TMJでは女性管理職の増加を目指す過程のなかで、その阻害要因を分析するため、多くの女性社員にヒアリングを実施しました。
「管理職にはなりたくない」のは「ロールモデル」がないからではないか
昨今、「管理職になりたくない」という声をよく聞きます。
実際に約77.3%の一般社員が「管理職になりたくない」という調査結果※1もあり、管理職になりたくない理由※2では「責任が重い」「仕事や残業が増える」「割に合わない」など、上司の働く姿にネガティブな印象を持っていることが透けて見えてきます。
その中で「管理職になりたくない」という声の多さにやはり直面します。声からは現職管理職を見て「リーダーとはこうあるべき」というイメージを持ち、「自分は無理」と考えていることがわかりました。特に女性リーダーに「自身もこういうリーダー像ならいいな」と考える「ロールモデル」がない(または知らない)こと分かってきました。
※1 株式会社日本能率協会マネジメントセンター/管理職の実態に関するアンケート調査資料(2023年4月調査)
※2 株式会社ビズヒッツ『管理職になりたくない理由ランキング』(2022年10月調査)
TMJで活躍する管理職=リーダーのスタイルは多様で、旧来イメージする「皆を引っ張る」スタイルだけでなく、自身が実現したいことに合わせた様々なスタイルでリーダーとして活躍しています。そこで今回はTMJの多様な「ロールモデル」として、数ある女性リーダーの中から、目指すリーダースタイルは“伴走型”。「『私、暇なんです』をモットーにしている」という澤田さんを紹介します。
ITスキルを活かしてTMJへ。熊本から東京、そしてリーダーへ
もともと地元の熊本で、病院のカルテ電子化や法律事務所でのデータベース構築など、IT関連の仕事をしていました。そんな中でTMJのメールサポート業務の募集を見つけたんです。当時、メールやパソコン操作ができる人が少なかったこともあって、時給が高かったんですよ(笑)。それで、気軽な気持ちで転職しました。
入社後、最初の案件は1年足らずでクローズしてしまったんですが、窓口業務への異動と同時にスーパーバイザー(SV)に昇格しました。その後、熊本で働いていたんですが、ふと『東京に出てみよう』と思い立って退職を決意したんです。でも、当時のセンター長に東京への異動を勧められて、退職を翻意しました。それが2012年のことです。そこから数年後にリードスーパーバイザー(LSV)に昇格し、2018年には正社員登用されて、今に至ります。
「伴走型」のリーダースタイルと「私、暇なんです」のモットー
実は、人前に立つのがすごく苦手だったんです。だから、最初からマネージャー(管理職)を目指していたわけではありません。でも、いろいろな職場・組織で働く中で、メンバーの成長を支えたり、評価したりすることにやりがいを感じるようになって、『人を活かす』ことが自分のやりたいことだと気づきました。それで、マネージャーになることを意識し始めたんです。
私のリーダースタイルは“伴走型”ですね。
メンバーには、現状より少し上を目指してほしいと思っているので、ストレッチ目標を示します。でも、できないときは一緒に少しずつでも目標に近づいていく。完璧な司令塔ではなく、一緒に歩んでいくスタイルが自分らしいと思っています。
あと、私のモットーは『私、暇なんです』なんです(笑)。
以前、メンバーから『お忙しいところすみません』と声をかけられることが多くて、そこで自分が忙しそうに見えていることに気づいたんです。それからは、業務を効率化して、メンバーが気軽に相談できるように“暇であること”を意識するようになりました。
「メンバーの成長」と「美しくあること」を追求するやりがい
リーダーとして一番のやりがいは、やっぱりメンバーの成長を見られることですね。次のキャリアに向けて挑戦するメンバーを支えることができるのは、本当に嬉しいです。あと、クライアントとの新しい挑戦を通じて、チーム全体で成果を創り上げることも楽しいですね。
それから、私が大切にしているのは『美しくあること』です。業務の中で改善点を見つけて、それを整えていくことを“美しさ”と捉えています。例えば、複数の案件で不具合を正してキレイに整えた経験があるんですが、これを他の組織にも広げていきたいと思っています。『美しく整える=美しくある』という考え方を、TMJ全体に横展開していけたらいいですね。
インタビューを終えて
TMJ社内で複数人のマネージャーにリーダー像を尋ねた際、共通することが多いのが「メンバーの成長が何より嬉しい」という言葉。今回の澤田さんインタビューでも同様の言葉を聞くことができました。ただ、その実現に向けてはそれぞれのやり方や考え方があり、その思考と実現を面白いと感じている方が、リーダーになっている印象を強く持ちました。
今回の澤田さんは「伴走型」とのこと。その他に「共感型」「寄り添い型」「見守り型」「縁の下の力持ち型」など、様々なリーダーがTMJに存在しています。多様なリーダースタイルの中からあなたにあった「ロールモデル」をぜひ見つけてほしいと思います。
行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ
肌に本当によいものを20年研究しつづけてたどり着いた答えを形に 「卒業できる化粧品」を追求しつづけて
2025年01月23日 |
15:00
介護業界で異色の採用実績!年間1700人社員増、全国4000名のスタッフが活躍中の介護ベンチャー、採用の舞台裏
2025年01月20日 |
09:00
地盤強化のために、木を地中に埋め込む。住友林業で「軟弱地盤対策工法」を推進する社員の熱い思い
2025年01月17日 |
09:30
新宿ミロード、2025年3月16日に閉館「40年間支えてくれてありがとう」ムービーを公開
2025年01月15日 |
15:00
1錠に3つの有効成分配合。シミ・そばかすに特化したオリジナル内服薬「ANS.シスC」ができるまで
2025年01月15日 |
12:00
そのまま手軽に食べられる美味しい大豆ミートを実現。こころとカラダに優しい大豆チップス『SoyChips』の誕生ストーリー
2025年01月15日 |
10:00