上垣皓太朗アナ 地上波レギュラー初MCに！企業トップへの取材を敢行し、初原宿にはトキメキも！？「1年生記者であるからこその“気づき”に正直に」

──レギュラー番組のMCを持つなど、入社から約半年でスポットライトが当たっている現状をどのように捉えていますか？

とても意外で、戸惑いがあります。ただ、テレビをたくさんの方が見てくださっているからこそだと思いますので、私に対してではなく、テレビに対する期待というふうに受け止めています。

そして、私自身は謙虚に頑張らなければと言いますか、浮足立ってはいけないなと思っています。

──アナウンサーになってから知って驚いたことはありますか？

日々“気づき”の連続ですが、最近一番思うのは、どんなに短いVTRであっても、ものすごく丹精込めて制作されていること。私もその出来に関与していますが、視聴者としては気づかなかった部分でした。

──『キャラビズジャーナル』は、1人でMC＆取材を担当する番組です。先輩方のフォローがないことで意識の違いはありますか？

アナウンサーの皆さんも同じことを言うと思いますが、実はどんな仕事も割と1人なんです。例えスタジオに先輩がいても、オンエアが始まってしまえば自分が担当している範囲に関しては自分の責任なので。

ですから、「今回は1人だから」ということで意識の変化はありません。ただ、生放送ではないので、分からないことがあればその場で止めて、確認をしながら収録ができるという点はありがたい環境だなと思っています。

──さまざまな番組でのリポートが「アナウンス技術が高い」と話題になっていますが、話し方や言葉選びなどはどのように習得したのでしょうか？

伝え方に関しては、アナウンス室内で勉強会を重ねていまして。私はあくまでそこに参加する1人です。

これまではアナウンサー自身が自分で勉強をし、成長することが一般的とされてきましたが、今、フジテレビのアナウンス室では、一丸でやっていこうと打ち出していて。

その輪の中に1年目から入れていただいていること、先輩の技を盗みながら、日々放送で実践できている環境は本当にありがたいですし、この会社に来られてよかったと思うところです。

『キャラビズジャーナル』でも、そこで得たものを生かしたいですし、番組内で気づいたことはアナウンス室に還元したいと思っています。

──最後に、番組の注目ポイントを聞かせてください。

まずは業界の大物の方が時間を割いて出てくださることです。そして、毎回さまざまな場所に取材へうかがいますが、取材者として上達するためにどうすればいいのか、ということを皆さんにうかがっていて。「次はあそこの○○さんを訪ねるといいのでは？」などと言ってもらえるかもしれないと期待しながら進行しています。そういった縦のつながりを見ていただけるところもポイントでしょうか。

──上垣アナ自身に関してはいかがですか？

30分番組で、インタビューをしっかりご覧いただくことになります。そのなかで、1年目の拙（つたな）い進行もお見せすることになってしまうかもしれません。

それでもライセンスビジネスの魅力を伝えられる番組にできればと思っているので、ぜひ一度ご覧いただけたらうれしいです。

この番組には「ライセンスビジネス業界をざわつかせたい」という野望がありまして。専門番組の放送はかなり異例のことと聞いていますし、「フジテレビが新しいことを始めたぞ」と話題にしていただきたいです。そして、取材をさせてください。

私自身もライセンス業界に深く入り込んでいけたらと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします。