伊藤利尋アナ「アナ辞める」三宅正治アナ「全力で止めろ！」過去＆『めざましテレビ』“アミーゴ伊藤”誕生秘話

9月22日（日）7時～『ボクらの時代』

ボクらの時代

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“アミーゴ伊藤”誕生秘話「明日から君はアミーゴだ！」

伊藤：
10年後に（2人と）同じコメントできるかな～僕…。

三宅正治アナウンサー

三宅：
それはね、（これからの10年は）全然違うと思うよ。
（伊藤が）『めざましテレビ』をやったことがあると言っても、リポーターをやっていたり、スタジオで後ろから「軽部さん、何やっているんですか！」とつっこんでいたものとは全く違う場所が君には用意される。
今度はそこで伊藤利尋らしさというものを出していくわけじゃない。
それは全く新しい挑戦だと思うし、（前に出演していた時と）同じ番組だという感覚にはならないと思うよ。

伊藤利尋アナウンサー

伊藤：
そうですね。
番組も12年半の進化が当然あるでしょうし…。

三宅：
『めざましテレビ』は1994年放送開始でしょ。
その時はまだ入っていないんだ？

伊藤：
僕は1995年入社。

三宅：
入社当時はスポーツしかやっていなかったの？

伊藤：
いや、『めざましテレビ』で中継をやったり、調査隊をやったりしていました。

軽部：
もうその時は「アミーゴ伊藤」？

伊藤：
いや、その時は「チェックマン伊藤」でした。

三宅・軽部：
アハハハ（笑）

三宅：
何で普通にやらないの？（笑）

伊藤：
いや、当時、「お前は『チェックマンだ！』」って言われたら「はい…」と言うしかない。

三宅：
アハハ（笑）
「アミーゴ伊藤」も自分で考えたの？

伊藤利尋アナウンサー

伊藤：
「アミーゴ伊藤」はバブルも崩壊して日本が元気がなくなってきている時に「『チェック』じゃないな」となって。
「死ぬほど明るい…明るいと言えばラテンだよね。お前は『アミーゴ』だ！」って言われた。これも俺はまったくかんでいない…。
「明日から君は『アミーゴ』だ！」と言われて、「チェックマン伊藤」が「アミーゴ伊藤」に変わった（笑）

三宅：
よかったね！

伊藤：
よかったのか…は分かりませんけど（笑）

三宅：
でもいまだに「アミーゴ伊藤」って言われるでしょ？

伊藤：
そうですね。
でも八木亜希子さんは「チェッキー」って言っています（笑）

三宅・軽部：
アハハハ（笑）

軽部：
でも（当時）実はいろんな悩みみたいなものがあったんだよね？

伊藤利尋アナウンサー

伊藤：
最初はありましたね！
『めざましテレビ』の今でいう「ココ調」の前身コーナーを当時担当していたんですけど、基本的に全体の構成を作ったりするのはディレクター。
「テレビを作る本質的なものはディレクターにあるのではないのかな」ということを結構感じたんですよ。
『めざましテレビ』の3年目ぐらいまで。
「ディレクターの方がおもしろいんじゃないか」と思って異動希望を出したりしました。

三宅正治アナウンサー

三宅：
「伊藤がディレクターになりたいからアナウンサー辞める」と言っている話を聞いて、俺は「全力で止めろ！」と言ったよ。

伊藤：
本当ですか？本当ですか？？全然、耳に入ってきてない！

三宅・軽部：
アハハハ（笑）

三宅：
どこかで止まっていた（笑）
でも俺はそれは絶対にもったいないと思って。

軽部：
でも何となく分かるよね。
（伊藤には）ディレクターという才能も非常にある。
例えばアナウンス室の忘年会とか送別会の時、伊藤が出色の出来のVTRをいくつも作って、盛り上げていた。
そういう意味で言うとディレクター的なセンスというものがあるよね。

軽部真一アナウンサー

伊藤：
うれしい！

三宅：
「アミーゴ伊藤」の中継の時も結構自分で演出していたでしょ？

伊藤：
後半の頃の構成台本は僕が全部書いていましたね。
親しい若い作家さんに入ってもらって、ネタは2人で考えて決めるということをやっていた。

軽部：
恐らく「アミーゴ伊藤」のコーナーは今見ても十分おもしろいと思う。

伊藤：
いやいや（笑）

軽部：
いや、通用する！
間違いなくそうだよ！

軽部真一アナウンサー

三宅：
うん！俺（深夜の）スポーツの番組やりながら『めざましテレビ』の時間に起きて「アミーゴ伊藤」のコーナーを見ていたもん！

伊藤：
本当ですか？

軽部：
『めざましテレビ』30年の歴史でいろんなコーナーがある中で、やっぱり「アミーゴ伊藤」の中継コーナーというのはすごかった。

伊藤：
『ボクらの時代』最高ですね！
こんなに褒めてもらえるんですか！（笑）

三宅・軽部：
アハハハ（笑）