連続する空き巣事件と爆破事件！鍵は“木”のマーク？西条（松岡茉優）たち“ギークス”が犯人を突き止める＜『ギークス』最終話完全版＞

芹沢直樹（中村蒼）は小鳥遊署管内で発生した連続空き巣事件を捜査していた。

盗まれたのは歯ブラシやうがい用のコップだけで、芹沢は目的が分からず困惑。西条が被害に遭った住宅を調べると、侵入口付近にあったのは、なんとオランウータンの足跡だった。

報告を芹沢らに笑われた西条は、吉良と基山を連れて大学の動物行動研究室へ。研究員・今野勇気（猪塚健太）は、西条らにオランウータンの生態について詳しく説明する。

たかなし動物園で飼育されているオランウータンが空き巣をおこなった可能性はないかと尋ねる西条。今野は「さすがにそれは …」と苦笑しつつ、完全にゼロとは言い切れないかもしれない、と含みを持たせた。

その頃、杉田翔（泉澤祐希）らは市民ホールで起きた爆破事件の鑑識作業をしていた。被害は小規模なものだったが、島根太一（マギー）は爆弾についていた「木」のマークが気にかかる。

5年前、天才数学者・森智彦教授が自作の爆弾を誤爆させた事故があり、そこにも同じマークが。しかし、森教授は事故後に死亡していた。

そんな時、新たな爆破予告が届く。芹沢らは予告された病院を捜索し、男子トイレで爆弾を発見。爆発まであと7分。芹沢は爆弾を持って病院の外へ全力疾走し、橋の上から投げ捨てる。

芹沢の機転により被害は最小限に抑えられ、芹沢自身も軽い怪我を負っただけだった。捜査に戻ろうとする芹沢に、西条は「いい加減にしてくださいよ」と声を荒らげる。

身の程知らずだと言う西条と、誰かがやらなきゃいけないと言う芹沢…。