日本時間8月30日に行われた、パリ・パラリンピックの女子走り幅跳び(視覚障害T11)の決勝に42歳のイタリア選手が青い蝶の形をした立体的なアイマスクを付け出場し話題に!
SNSでは「とても美しい」などと称賛する声が上がっています。
まるで“スーパーヒーロー”蝶の仮面に称賛の声
女子走り幅跳び(視覚障害T11)の決勝が行われ、ウズベキスタンのアシラ・ミルザヨロワ選手(25)が金メダル、中国の周 国華選手(33)が銀メダル、スペインのアルバ・ガルシアファラガン選手(22)が銅メダルを獲得しました。
こうした中、注目されているのが4位に入ったイタリアのアルジョラ・デダイ選手(42)。
その理由は…。
青い蝶の形をした立体的なアイマスクを付け、競技に挑んだ姿でした。
よく見ると、蝶の真ん中にはイタリアの国旗をほうふつとさせる赤と白、緑色に輝くものがあしらわれています。
アルジョラ・デダイ選手は、自身のインスタグラムで「この蝶の翼は、私に飛んで世界一周する可能性を与えてくれました!」と蝶のアイマスクへの感謝をつづっています。
SNSでは「スーパーヒーロー!」や「その翼があなたを飛ばした!」「とても美しい 」「このマスクは本当に素晴らしい」「イタリアの色に宝石の加わったタッチが好き」などと蝶のアイマスク姿を称賛する声が多く上がっています。
少女マンガのような目に金色の羽根のアイマスクも
実はアルジョラ・デダイ選手が特徴的なアイマスクを付けて競技に挑んだのは今大会が初めてではありません。
2014年に行われた、IPC陸上競技ヨーロッパ選手権では、黄色い目が描かれたアイマスクを付けて出場。
さらに、2019年に行われたIPC世界パラ陸上競技選手権では、少女マンガのような大きな目が描かれたアイマスクを付けていたアルジョラ・デダイ選手。
また、2024年5月に神戸市で行われた世界パラ陸上競技選手権では、金色やイタリア国旗の色の羽根があしらわれたアイマスクを付けて出場していました。
海外メディアによると、アルジョラ・デダイ選手は自分に誇りを持ち、障害が恥ずかしいことではないと周囲に示すため、独特でファンタジックなマスクを身につけることを決めたということで、今後もどのようなマスク姿で出場するのか注目です。
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