岩本蓮加「一花として生きられて幸せでした」 主要キャストからクランクアップコメント到着！『そんな家族なら捨てちゃえば？』

最初に撮影を終えたのは、一花たちの担任教師・荻野慎也役のSWAYさん。

スタッフの「SWAYさん、オールアップです！」という声がかかると、荻野の娘・琴葉役の森日菜美さんが「パパ～おつかれさまでした」とかけより、花束を手渡しました。

SWAYさんは、不幸そうな女性が好きすぎるあまりよだれを流す、強烈なキャラクター・荻野を演じた感想を「よだれに、パンイチに…と、いろいろと新たなチャレンジをさせていただいた役でした」と話し、笑いを誘いました。 

続いて、そんな“不幸フェチ”荻野から好みのタイプだと狙われている様子の、篠谷和美を演じた片山萌美さんがクランクアップ。

第1話で、テープを越えた令太郎に「線越えるな！！」と叫んでコップを投げつける場面をはじめ、迫真の演技で荒ぶる和美を表現した片山さん。

「いろんな種類の叫び方を学べて、とてもおもしろい撮影でした（笑）。何とか喉もつぶさずにやってこられましたし、『みんなと一緒にいろいろなものを作ってきたな』と実感した撮影となりました」と、役とは一転、穏やかな表情で感謝を述べ、撮影を終えました。 

次にクランクアップを迎えたのは、森日菜美さん。

ムードメーカーとして現場を盛り上げた森さんは、座長・岩本さんから花束を渡され、大喜びでハグを交わしました。

“こっちゃん”の愛称をもつ小悪魔・琴葉役を演じた森さんは「やりきるのが楽しく、最終的には口調の悪いところも愛しいなと思えるくらい、こっちゃんに私が依存していました」と笑顔。

そんな森さんのクランクアップを祝うために、すでにこの日の撮影が完了していた、片山さん、田中さんも待機しており、サプライズで登場したキャスト陣を見て、森さんは「みんな、こっちゃんのこと大好きだな～（笑）」と大満足の様子で、記念撮影していました。 

その翌日、連続ドラマ初主演にして、見事に座長を務め上げた、一花役の岩本さんが最後のシーンを撮り終えると、スタッフ一同から歓声が起こりました。

家族関係に悩む一花の心の支えとなる同級生の光役・田中洸希さんから「おめでとう！」と花束を手渡された岩本さん。

「1ヵ月間、一花として生きられて幸せでした。最初、台本をいただいたときは、どうなることかと（笑）。演技の経験も浅いですし、一花を演じきれるかなという不安がありましたが、日を追うごとにこの現場のみなさんとチームになっていく感じがすごく楽しかったです！ 」と真摯に語り、現場は温かい拍手に包まれました。 

続いて、竹財さん、田中さんから花束を手渡された、光の母・倉敷沙耶子役の水崎綾女さんは、「1ヵ月間、すごく楽しく撮影させていただきました。ありがとうございました！」と言うやいなや、メガネをそっと床に置き、事務所の大先輩である山口百恵さんの伝説の引退コンサートのものまねを披露。笑いにつつまれながらクランクアップしました。

そして、本作のオールアップは、竹財さん、田中さんによる緊迫したシーンの撮影。 

妻子から無視される孤独な男・篠谷令太郎を演じた竹財さんは、撮影中、娘・一花役の岩本と目を合わせることもできなかったといいますが「俳優部としては、限られた時間と予算の中で、最高の環境を用意していただいたと思っております。役的には大変でしたけど、お芝居は本当に楽しかったです」と感慨深い様子で振り返りました。

最後に、竹財さんは「休める方は休んでください。寝て、みんな（笑）！」と一同をねぎらいました。

また、一花と深く共鳴し、“家族の謎”の解明に協力する光を演じた田中さんは「光くんは、すごく気持ちが複雑な部分が多くて、お芝居も難しいところが多かったものの、なんとか一花ちゃんを笑顔にできたらなという一心を貫き通して、頑張ってきました」とコメント。

一花役の岩本さんが、すでに撮影を終え、オールアップの場に不在であることを惜しみつつ「最後まで光らしく頑張りました」と、さわやかな笑顔で撮影を終えました。