ラウール＆出口夏希が大阪でサプライズ舞台挨拶！「絶対見てや～！」「この夏一緒に盛り上げてくれたら、うれしいねん！」と関西弁も披露

続いて2人が向かったのは大阪ステーションシティシネマ。実はこの日は、ラウールさんと出口さんの登壇は観客に一切知らされていない、完全サプライズ。全国公開前の特別試写会という名目で、観客はここでしか見れない特別映像があると伝えられていたのです。

会場の様子を舞台袖でうかがっている2人は、緊張とうれしさが入り混じった表情。ついにMCから特別VTRのアナウンスが入り、会場が静まり返ったところで、「おいおい、せっかく来てくれたのに、特別映像でいいのかよ！」と本作の主人公であるヤンキー高校生・荒邦さながらの影ナレとともに、ラウールさん、出口さんが登場。

観客からは悲鳴のような大歓声が上がり、突然のサプライズ登壇に驚きながらも大きな拍手で2人を出迎えました。

興奮さめやらぬ観客を前に、ラウールさんは「今日は映画を見に来てくださってありがとうございます！短いですが楽しい時間にできたらと思います。今日はよろしくお願いします！」と挨拶。続いて出口さんも「本日は来ていただきありがとうございます。大阪で皆さんとお会いできてすごくうれしいです！本日は楽しんでいってください！」とあたたかい会場に感謝の言葉を述べます。

MCからさっそくサプライズ登壇についての感想を聞かれると、「僕は舞台挨拶にトラウマがあって…」と話すラウールさん。実はつい先日都内で行われた完成披露イベント『赤羽骨子FES.』で、キャスト揃って階段を降りて登壇をするという演出の際に、1人だけタイミングが合わず早めに階段を降 りてしまっていたのです。

「今回は登場するタイミングを間違えないように、とてもドキドキしていました」と話すラウールさんに、出口さんは「裏でドキドキしている様子を見て、私はニヤニヤしていました！」と満面の笑み。2人の可愛らしい掛け合いに会場からも笑みがこぼれ、大成功となった今回のサプライズ登壇に温かい拍手が送られました。

この日は、本作では初となる主演・ヒロインが揃っての地方での舞台挨拶。さらに、実は今回が2人にとって初めての大阪での舞台挨拶ということで、感想を聞かれると、ラウールさんは「いつも大阪の皆さんの盛り上がりは楽しみにしていて、今日もとても盛り上がっていただいてうれしかったです！実は皆さんがエンドロールを見ているときに映写機がある裏の通路を通ってここまでやってきたので、とてもワクワクしました。貴重な経験をさせてもらいました」と、普段通ることのない映画館の舞台裏に興奮した様子。

出口さんは「いつも大阪の皆さんの盛り上がりは一味違う印象があって、とても楽しみにしてきました。皆さんとてもニコニコしていて、すごくかわいいです！」と反応の良い観客にうれしそうな表情を浮かべました。

そんな開催地・大阪にちなみ、本編に登場するお気に入りのセリフを関西弁で披露するコーナーに。「セリフはまだ覚えていますか？」とMCから聞かれたラウールさんは「この前まで撮影していたので、もちろんです！」と気合十分。

実は登壇直前に関西出身のMCとイントネーションの練習をしていたことを明かしつつ、「間違えてたら言ってください…」と緊張した様子で、「誰かを守るってことはな、その人が大事にしてるもんを全部守るっちゅーことやねん！」と渾身のセリフを披露。

完ぺきなイントネーションに会場から拍手が上がると、「ほなまた」と照れながら会場を後にしようとするラウールさん。MCから「帰らんといて（笑）」とツッコミが入り、大阪らしいやり取りに会場は笑いで包まれます。

出口さんは「威吹くん、クラスメイトを睨んだらあかんでー！」と、まるで骨子そのもの、のような可愛らしい関西弁を披露。観客からは「かわいすぎる！」と大きな拍手が上がり、「これは勝ちましたね（笑）」と誇らしげな表情を浮かべました。

続いて大阪での思い出を聞かれた2人。ラウールさんは「去年のツアーで大阪に来た時に、Snow Manのメンバーみんなでお好み焼きを食べに行ったのですが、そのときは口内炎ができていてあまり堪能できず…（笑）。今日はたくさん粉ものを食べられました！」とリベンジを果たせてうれしそうな様子。

出口さんも「私もお仕事で何回か来たことがあるのですが、道頓堀でたくさん食べ歩きをしました！片手にカニ、もう片方にたこ焼きを持って、あの有名なポーズをして帰りました（笑）」と関西グルメにまつわる思い出を語りました。

またこの舞台挨拶の前に実施した難波八阪神社での大ヒット祈願の感想を聞かれると、「大きい口を開けた獅子殿の迫力がすごすぎて、襲われそうな感覚になるほどだったので出口さんを守らないとなと思っていました！」と出口さん演じる赤羽骨子のボディガード・荒邦らしいコメントをするラウールさん。

これに対し出口さんは「ウソつけ（笑）」と笑みを浮かべながら、 「（獅子殿は）人が入れるくらいの大きさかな、と思っていたので想像以上の迫力でびっくりしました。無事ご祈祷できたので、映画もヒットするんじゃないかなと思っています」と話すと、それに応えるように会場からは大きな拍手が。さっそくご利益を感じる反応となりました。

上映後の舞台挨拶ということで、続いては本編に関する質問に。注目してほしいポイントについて聞かれると、「僕は3年4組のみんなが一人ひとり紹介されていくシーンがとても好きです。見るほどにそれぞれの個性が楽しめるシーンになっているので、ぜひ何回も見てほしい」とラウールさんがおすすめ。

出口さんも 「私も倉庫のシャッターが上がってボディガードのみんなが登場するシーンがとてもかっこよくて大好きです。スピード感がある場面なので、何回もじっくり見返したいです！」と、個性豊かなクラスメイトの登場シーンがお気に入りと語りました。

最後に出口さんは「こうやって大阪の皆さんとお会いできる機会はなかなかないので、今日は本当にうれしかったです。ぜひ皆さんで『赤羽骨子のボディガード』を盛り上げていってくれたらうれしいです！ありがとうございました」と感謝を述べながら挨拶。

ラウールさんは「今日は来てくれてありがとうござい ました。見ていただいた通り、本当にワクワクできて楽しめる、夏休みにピッタリな映画です。老若男女問わず楽しめる作品だと思うので、ぜひお友だちを誘って、この夏一緒に盛り上げてくれたら、うれしいねん！」と関西弁交じりで熱い想いを披露。会場からは大きな拍手と歓声が上がり、大盛況の舞台挨拶を締めくくりました。