宇野昌磨＆本田真凜の豊かな表現力に、無良崇人＆本郷理華「覚悟が固まった」「すごく感動」『ワンピース・オン・アイス』

宇野昌磨さん、本田真凜さん、無良崇人さん、本郷理華さんが、『ワンピース・オン・アイス』再演への意気込みを語りました。

宇野さんらが出演する、アニメ『ONE PIECE』シリーズのアイスショー『ワンピース・オン・アイス～エピソード・オブ・アラバスタ～』が9月7日（土）・8日（日）にLaLa arena TOKYO-BAYにて再演されます。

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本作は、フィギュアスケーターたちが、アニメの声優たちによるセリフに合わせてキャラクターを熱演。フィギュアスケートならではのスピード感と躍動感に加え、プロジェクションマッピングや光の演出で『ONE PIECE』の世界を表現します。 

2023年の初演で大きな話題を呼び、今年はファン待望の2度目の上演となります。

宇野さんらにインタビューし、作品への意気込みや、「震えながら練習していた」という舞台裏の様子について聞きました（前後編の前編）。

――2023年公演では、ルフィ（宇野）とビビ（本田）が踊るシーンに「2人の動きにグッときた」「素敵でした」などの反響がありました。どんなことを意識して作り上げましたか？

宇野：僕は『ワンピース・オン・アイス』を作るにあたって日々、周りの方を見ていろいろなことを学び、取り入れました。観客の皆さんがルフィとビビを見たときに、セリフのどのタイミングで動き出せば、そしてどんなふうに体を動かせば、感情が一番伝わるか。そういったことを意識しながら作りました。

――本田さんから見て、主演・宇野さんの印象的な姿を教えてください。

本田：『ワンピース・オン・アイス』のキャストが決まったときに、たぶん私を含めて皆さん「どんなルフィになるんだろう」というのが、一番関心が高かったのではと思います。

でも練習を通していくなかで、振り切った、今まで見たことのないような表情になっていて「こんなこともできるんだ」という新たな発見がありました。また、キャスト全員のセリフをすべて覚えて、口ずさみながら練習に励む姿に、みんなが刺激をもらって頑張っていたと思います。

――そんな宇野さんと本田さんのスケートを見て、無良さんと本郷さんはどう感じましたか？

無良：僕はリハーサルに途中から参加したんですけど、リンクで滑っている2人の姿を見て 「うわ、マジか。こんなにできるんだ！」と衝撃を受けました。気合の入り方というか、意気込みがすごくて。

最初は『ONE PIECE』をスケートで表現するってどうなるのかな…という不安があったんです。僕らは普段、音楽に合わせて滑りますが、セリフに合わせて動くことはなかなかないので。 

でも2人は、1つ1つの言葉に合わせた動きや表情が豊かで、それを見て「自分もここまでやらなきゃいけない」という覚悟がさらに固まりました。最初の段階からそう意識して取り組めたことは、すごく刺激になりました。

本郷：私が出ている場面は、明るくてちょっと笑いが多いんですけれど、2人のシーンは感動的だったり、シリアスだったり、 私の場面と真逆なところが多くて。

そのシーンを初めて見たときにすごく感動して、この2人がこんなにすごい表現をしているから、私も自分のパートをしっかり頑張って、1つの作品として良いものにできるよう、ついていきたいと思いました。