宇野昌磨＆本田真凜の豊かな表現力に、無良崇人＆本郷理華「覚悟が固まった」「すごく感動」『ワンピース・オン・アイス』

――みなさんが思う、宇野さんとルフィの共通点を教えてください。
本田：似てきた（笑）。

宇野：さっき（キャラクター）パネルと一緒に撮影したら、顔が似てきたなって自分でも思います。本望です！

無良：こうと決めたときの推進力は半端ないですね。その集中力は、やっぱり現役の頃からダントツでした。そういうところはルフィに似てるかな。

――では、本田さんとビビの共通点はいかがでしょうか。

宇野：ビビは王女でありながら親しみやすさがあり、優しさもあり、自分の道を行く強い気持ちもある。そういうところは共通しているのかなと思います。

本田：お稽古の期間はできる限り、私生活でもビビのように心を綺麗に、みんなに優しく、自分以上に仲間たちのことを考えて…というのを意識していました。

――この取材前に行われた舞台挨拶で、本田さんは「本番前はみんな信じられないくらい緊張した」と話していましたが、どんな雰囲気でしたか？

本田：本公演の前に関係者の方が見てくださる公開リハーサルのとき、最初のシーンでは、麦わらの一味とクロコダイル、私も登場するんですけど、 普段の試合と比べるとステップがめちゃくちゃ簡単なんです。

なのに、みんなキャラクターとしての責任感からか、「こけたらどうしよう！」とか「リンクに突っ込むんじゃないか！」とかいろいろ想像してしまったようで。舞台裏で、みんなでガクガク震えながら簡単なステップを何回も練習する、という光景がありました（笑）。 

宇野：僕たちは小さい頃からスケートをやっていて、現役の頃はいつの間にか“日本”というものを背負っていたんですが、『ONE PIECE』のキャラクターを背負うというのは、それとはまったく違う緊張感でした。

――最後に、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。 

宇野：『ワンピース・オン・アイス』再演ではありますが、 間違いなく、昨年以上のものをお届けできると思います。前回見てくださった方もより楽しめるショーになると思いますので、ぜひ会場で見てくださると嬉しいです。お待ちしています！