──［逃走中］にちなんで、逃げたいもの、避けたいものがあれば教えてください。

中島：大きい音。急な大きい音が本当に無理です。

金城：本当ですか？ボーカリストやん！

中島：音楽はいいんだけど、予想外にバーンとか来るのがダメ。結構、ビビりなんだよ。ドッキリみたいなのも苦手だし、何なら今回の映画の怖いシーンの効果音にもちょっとビクビクしちゃった。

金城：僕は朝が苦手なので、朝から逃げたいですね。

中島：そうなんだ。僕、朝めっちゃ得意かも。

金城：真逆ですね。ものすごく苦手で。ほんまに純粋に夜行型なんですよ。だから朝がきつい。

中島：低血圧？

金城：低血圧ではないです。でも朝はとにかく苦手なので、プライベートな予定も朝はほとんど入れないです。

中島：へぇ。朝はどんなテンションなん？低いの？

金城：めっちゃ低いですよ。もうほんまにベッドのマットレスくらい低いですよ。

中島：ん？分からんな、テンション高さをマットレスで例えられても（笑）。

金城：もう無ですよ。だってもう朝の支度もほぼしないですもん。顔洗って、歯を磨いて、服着替えてゴーです。

中島：全然ちゃいますわ、僕と。

金城：颯太くん、シャワーして髪も乾かすでしょ、フィーンって。

中島：うん。乾かす。出る1時間前には必ず起きるから。

金城：ヤバいでしょ。俺、出る20分前ですよ。

中島：ギリギリやね。僕は、ゆっくりしたいし、何なら早めに出て散歩してから行くみたいな感じよ。

──一緒に住んだら発見が多そうですね。

中島：確かに。

金城：朝ごはんとか作ってくれそう。

中島：いいよ。でも、作っても起きひんやん！ってなるよね。

金城：間違いない（笑）。

──最後に、今回共演して感じた、お互いの好きなところを改めて教えてください。

中島：碧海は、いろんなことにすごく真っ直ぐな人です。泣きの芝居のことを朝からずっと考えていたことや、歌やダンスに真摯に向き合って頑張っていることも、、人付き合いを真面目に考えているというのも。

今回の撮影期間にいろんな話をするなかで、碧海自身が本当に思っていないと出てこない考えや言葉を聞いてそう感じました。

将来も見据えているし、真面目に真っ直ぐに生きるタイプの人なんだなと分かりました。そういうところが素敵だなと思います。

金城：（聞き入って）いやぁ、すごくうれしいです！

中島：いいこと言いました、僕（笑）。

金城：自分で言ってます（笑）。

僕は颯太くんをボーカリストとして、本当に尊敬しています。唯一無二の声を持っているので。

それと、今回撮影で一緒になって、優しいと聞いていた颯太くんが「そこまでも甘いのか」っていうくらい、めちゃくちゃ優しい人だとよく分かりました。

年齢関係なく接してくれるので、ツッコめるし、ときにはタメ口になってしまうこともあるんですけど、本当に同世代の友だちみたいに接してくれることがうれしいし、すごく好きなところです。

人に対する情が厚いですし、人を笑顔にしたり、笑わせたり、面白いことをしたいという気持ちを常日頃から持っていると思うんです。

僕も結構、そういうタイプで、そこは関西人に通じる部分だと思うので、プライベートでも遊んでほしいですし、あとはせっかくなので、この2人で歌とか作品とか、そういうものを発信するのも面白いんじゃないかと感じています。

撮影：今井裕治

【JO1】
ヘアメイク：西尾さゆり、田村裕子、島田聖香
スタイリスト：岡本健太郎

【FANTASTICS】
ヘアメイク：福田翠（Luana）、加藤恭子（Luana）、朴映宣（Luana）
スタイリスト：中瀬 拓外

『逃走中 THE MOVIE』は7⽉19⽇（⾦）全国ロードショー
配給：東映
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