──『逃走中 THE MOVIE』の共演を経て距離が縮まったそうですが、共演前と後で、印象の変化はありましたか？

中島：最初はクールなのかと思っていましたが、ちょっとしゃべったら、お互い大阪出身で“大阪魂”みたいなものがあるタイプだと分かりました（笑）。会ったら絶対にどっちかがボケちゃうし、それが楽しいからまた会いたくなっちゃう。

碧海がそういう人だと今回初めて知りました。（金城さんが演じる）勇吾のキャラクターとも全然違うので、そのギャップの面白さにもやられましたね。

金城：おお！うれしいですね。僕は颯太くんがFANTASTICSさんに入るオーディションのときから見ていて、 デビュー曲（『OVER DRIVE』）もすごく好きで、聴いたり、歌ったりしていたので、今でも「芸能人や」っていう感覚です。

JO1には颯太くんと仲がいいメンバーがいて、何度か楽屋で挨拶をしたときに、自分も仲良くなりたいと思っていたんです。だから、今回共演できたことがすごくうれしくて。

撮影のときにも話せたし、同じ関西なんでノリが合うようなところもあるし、撮影の合間にはご飯にも行けたしうれしかったですね。

中島：ご飯、楽しかったよね。中目黒で会うことになったから、僕の後輩、BALLISTIK BOYZの砂田将宏を呼びました。僕と将宏は同い年だし、碧海ともほぼ同じで。カフェ2軒目に将宏を呼んで、その後3人でショッピングにも行ったね。

──豪華ですね。街がざわついたんじゃないですか？

中島：いやいや、全然。大丈夫でした。

あの日、僕たち2人だけ早めに撮影が終わったんです。それで「ほな行くか」って。

金城：そうなんですよ。すごくタイミングがよかったです。

──映画では元陸上部員の役でしたが、2人で部活を立ち上げるとしたら、どんな部活がいいですか？

金城：何だろ？（中島さんが得意な）卓球じゃないですかね。

中島：卓球は趣味なのよ。

金城：趣味なんですか。

中島：うん。ずっとサッカー一筋なので。途中からはフットサルに変わりましたが、本当にプロ目指してたぐらいだったので。

金城：え、プロを目指していたんですか？本当ですか？

中島：そう。Fリーグというフットサルリーグがあって、そのプロチームのシュライカー大阪の下部組織でアンダー15、アンダー18に選んでもらっていました。

金城：スゴっ！！！部活ってレベルじゃない。

中島：高2のときには日本一になって…その頃一緒にやってた中に今プロになった人もいます。そのくらいガチでやってました。

だから、LDHで（瀬口）黎弥くんと将宏と僕でサッカー部を立ち上げたんです。

金城：そうなんですか？

中島：碧海は全員と絡みあるんじゃない？ほかにも（EXILE）AKIRAさんとか（ラモス）瑠偉さんとか、20人くらいメンバーがいて。

金城：スゴい！うちの事務所も後輩グループの中でサッカー好きな子たちがいるので、僕も一緒にやることがあります。

今度、サッカーでもご一緒できたらいいですね。スケジュールさえ合えば、なんだけど（笑）。

中島：いやぁ～間違いない（笑）。

──『逃走中 THE MOVIE』では、ゲームの賞金が最終的に100億円になります。もし、100億円あったら何に使いますか？

中島：すんごい家を建てたいです。

金城：それって自分が住む家ですか？

中島：そうだよ。広ーいリビングがあって…100帖くらい？100帖がどんだけあるかわからないけど（笑）。いい資材をたくさん使って建てる。それで余ったら、いろんな人にお家を建ててあげようかな。

金城：ミニマリストですか？

中島：いや、物は置きたい派。リビングの真ん中には、大きなコの字のソファを置いて、おしゃれな感じにしたい。よくカタログで見るような「こういうの憧れるよね～」って思うような家にしたい。

金城：僕は車かな。車の免許を取って車を買いたいです。免許持っていますか？

中島：持ってる。（渋い声で）マニュアルです（笑）。

金城：カッコいいね、マニュアルって（笑）。僕は、とりあえず車を買います。どんな車がいいかな…燃費がいいやつにしときます。

中島：エコカー？

金城：そうなっちゃうかも。