神田愛花「知名度あると勘違いしていた」フリー転身後の苦労明かす「バラエティは本当に苦手…」

7月7日（日）7時～『ボクらの時代』

ボクらの時代

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2024年7月7日（日）の『ボクらの時代』は、フリーアナウンサーの神田愛花さん、タレントで女優の野呂佳代さん、タレントの菊地亜美さんが登場します。
元NHKアナウンサーと元アイドルでありながら、今やバラエティ番組に欠かせない存在としてそれぞれ活躍する3人ですが、実は神田さんは、バラエティが苦手であることを告白。フリーに転身し、バラエティ番組に出るようになったときの心境を語りました。

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神田愛花、野呂佳代、菊地亜美

神田、フリーに転身も「知名度なく勘違いしていた」

2012年、NHKのアナウンサーからフリーに転身した神田さん。
フリーに転身した理由は、その前年に起こった経験がきっかけだったことを明かしました。

神田愛花

神田：
私、9年間だけNHKにいたんですけど、渋谷の放送局にいるときに東日本大震災を経験した。
私の役割は現地に中継に行くとかではなくて、災害が起きると教育テレビが被災地の方に「○○さん生きていますか？連絡ください」というメッセージを代読して放送するんですけど、それをずっと担っていて。
当時、放送には出ないようなショッキングな映像とかも見て、「人の日常ってこんなふうにあっという間になくなってしまうんだ…」と本当に実感した。
あの地震がきっかけで「私自身もあした以降、生きているか分からないんだな」と思ったんです。

今はそんなことはないんですけど当時は、帯でニュースを読むアナウンサーは、40歳くらいになって、視聴者のみなさんからも信頼を得て独り立ちしたベテランのアナウンサー、ということが定型だった。
「10年後まで生きているかどうか分からない」と思ったときに、外に出ていろんな放送局でお仕事をさせていただいた方が、夢が1日でも早くかなうかもしれないと思って、フリーになった。

菊地亜美

菊地：
NHK時代からバラエティもやっていこうと思ってフリーになったんですか？

神田愛花

神田：
全く！
元々、安藤優子さんのような、視聴者もスタッフもみんなの信頼を得ながら女性1人でやっていくキャスターになりたくて、NHKを辞めているから…。
でも、そもそもフリーになったときに知名度がなかったので…仕事を選ぶようなぜいたくなことはできないし…。

局の中にいると、「（私はみんなに）知られている」って勘違いをするんですよ。
ゴールデン帯の仕事も3、4年やっていたので勘違いしていた。
だからフリーになってもみなさん（私を）知っていてくださると思っていた。

野呂佳代

野呂：
勘違いして、フリーになって、今、こんな感じになっているの？
すごくない！？（笑）

神田：
そうなの（笑）
すごく勘違いしていた。

フリーになったときにアドリブがきかない…。
決められたことをそのままちゃんとやることは、結構訓練されているからできるんですけど、バラエティは全く決められていない。
だから何が正解かも分からないし、バラエティは本当に苦手…。

菊地：
バラエティにめっちゃ向いていますけどね！

神田：
そう言ってくださる方は多いんですけどね。