<清原果耶 インタビュー>
――初となる『ザ・ノンフィクション』の収録を終えていかがですか?
近年、日本でも“安楽死”ということが語られるようになるなか、一つのご家庭が決断を下す過程について、時間をともにさせていただいているという事実がすごいな、と純粋に感じました。
ナレーションの経験は多くないですし、これほどたくさんの分量をしゃべることもあまりないので、緊張しました。
私としては、まず、番組を作っているみなさんの届けたいものを届け、気持ちに寄り添えるように、ということだけ考えて臨みました。
――“安楽死”(※)というとてもシリアスなテーマでした。
※主人公の女性は、日本で合法化されていない“安楽死”を、外国人にも“安楽死”が許されている国・スイスで行うことを選択した。
原稿をいただいたとき、「きちんと読めるだろうか」「止まらずに読めるだろうか」と不安になりましたが、ブースに入り、いざナレーションを読むとなったときに、自分の感情より、届けなければいけない事実がある、と改めて感じました。
あらゆる事柄について、まず「知ること」が大きな一歩であること。私はあまり大きなことを言える立場にはありませんが、それこそ、この『ザ・ノンフィクション』のような番組が存在する意味なのかもしれないと思い、ありがたい機会をいただいたという気持ちと、そのために自分は何ができるんだろう、ということを考えていました。
――経験は多くないとのことですが、ご自身にとって“声の仕事”とはどのようなものですか?
役者をしていると、顔の表情や体の動きといった、“見て分かる表現”で楽しんでいただけたらいいなと思うことが多いのですが、声は、もう“声そのものでしかない”ですから。
声のお仕事をいただくときは、うれしいけれど、挑戦だし、緊張するし、毎回、演出家さんや監督の意向に沿えるように努力しなきゃと思うので、難しくもあります。
ですが、声もひとつの表現ですし、私が声を担当している作品を「好き」だと言ってくださる方もいらっしゃるので、頑張りたいと思っています。
――また『ザ・ノンフィクション』に挑戦したいと思いますか?
もし、私の声が必要、ということでしたら、また挑戦させていただきたいと思います。自分に近いような世界の題材でも、まったく遠いような世界の題材でも、知らないことを教えてもらえるというのがありがたいと思います。
<予告動画>
YouTube「FUJITV GLOBAL CHANNEL」で、『ザ・ノンフィクション』の予告動画を配信中!6月2日(日)14時~「私のママが決めたこと~命と向き合った家族の記録~」予告。
【配信スケジュール】
5月26日放送「子育てシェアハウス 始めます~うちの子と暮らしませんか~」が、6月9日までTVer・FODで無料配信中です。
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