スマホを介したトラブルに子どもが巻き込まれないための方法を、専門家と考えました。
女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ!』の金曜恒例コーナー「ノンストップ!サミット」。
今回は、「子どものスマホの使い方」というテーマでMCの設楽統さんと三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋さん、カンニング竹山さん、大神いずみさん、『婦人公論』元編集長の三木哲男さんが討論しました。
SNSの対象年齢は13歳以上!小学生が使う際は保護者がしっかり管理を!
子どもにスマホを持たせるタイミングは、平均10.6歳と低年齢化しています。大神さんは「息子は小5でスマホデビューさせたが、小1から持っている子もいて、粘ったほうだと思う」と、実感を語りました。
一方で、SNSを媒介とした犯罪に巻き込まれた子どもは、昨年1年間で1665人で、小学生の被害数は10年前の約5倍に増加。被害の内容は、児童ポルノや不同意性交などだそうです。
ITジャーナリストの高橋暁子さんによると、基本的にSNSの対象年齢は13歳以上(LINEは12歳以上)となっているので、本来小学生は対象外。小学生からスマホを持たせる場合は、それを念頭に保護者が管理して見守っていく必要があるといいます。
竹山さんが「子どものスマホには、親が必要な機能しか入れることができない設定にはできないのか?」と疑問を述べると、大神さんが「ペアレンタルコントロールを付けていても、子どもはかいくぐってしまう」と途方に暮れた表情に。
千秋さんは「親が使い方に詳しくないのに、子どもが勝手に使いこなせるようになってしまい、親が気付かない間にいろいろ拡散されてしまったという話を聞いた」と語り、高橋さんは「取り上げるのが一番早いのだが、使う中で学ぶことも大きいので、小さな失敗をしながら学んで欲しい」と訴えました。
SNSを通じて知らない人とやり取りした経験のある子供は、19%!
東京都による調査では、SNSを通じて知らない人とやり取りをしたことがある子どもは19%という結果も。そのうちの20.3%が顔や体の写真を送受信していて、14.2%は相手と直接会ったことがあるといいます。
「同学年の女子だと偽った男性がSNSで女子中学生と親しくなり、『親が下着メーカーに勤めているのでデータがほしい』と言われた女子中学生が裸の写真を送ってしまった」というケースも紹介されました。
大神さんも「息子の同級生の女の子も、ちょっとセクシーなポーズの写真をSNSでやり取りしていて、強めに叱ってしまった」と告白し、竹山さんは「子どもに気をつけろと教えても限界があるから、大人への重罰化が必要なのでは?」と提案。
高橋さんは「有料のLINEスタンプをもらえるからと言われて、小学生が意味もわからないままに裸の写真を送っていたケースもある。SNSのアカウントに学年を書いていなくても、『宿題』などのキーワードから年齢を推測して近づいてくる」と警鐘を鳴らしました。
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