八木莉可子さんが、『ザ・ノンフィクション』の“語り”に初挑戦します。
八木さんは、『ザ・ノンフィクション「居場所をさがして~僕と家族とシェアハウス~」』(3月3日14時~/フジテレビ※関東ローカル)の“語り”を担当。
さまざまな事情から家を飛び出して、自立支援を行うシェアハウスに身を寄せ、人生をやり直そうと懸命に生きる若者たちを見つめます。
長編ナレーションを務めるのは初めてという八木さんですが、さわやかな語り口で物語に色を添えました。収録後に、感想や自身の環境変化について聞きました。
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実家に引きこもり、公園で野宿生活…たどり着いた居場所
居場所のない若者たちがたどり着き、肩を寄せ合って暮らすシェアハウスがあります。
都内で4カ所のシェアハウスを運営する荒井佑介さん(34歳)は、10代の頃から周囲と折り合いが悪く、家族の中にも居場所を見つけられずにいました。
そんな自身の経験から、若者たちの居場所をつくり、自立支援を行うシェアハウスの運営を始めたのです。荒井さんの元に集まってくるのは、家出、家庭内暴力、ひきこもり…など、心に傷を負った若者ばかり。
感情的に怒ることが多かった親の影響で、人と関わることが「怖い」と感じるようになったと語るユウタさん(仮名・24歳)。大学時代に、就職活動の面接におじけづき、実家にひきこもるようになってしまいました。
「このままでは前に進めない…」社会とのつながりを取り戻すため、実家を飛び出したユウタさん。入居後、少しずつ他の住人とも会話ができるようになった彼は、再び就職活動をスタートさせますが…。
居場所がなかったという実家を飛び出して上京、所持金もなく、公園で野宿をしていたタクヤさん(仮名・22歳)は、シェアハウスに入居してからも、なかなか自立に向けて動き出せずにいました。
それでも、「1人暮らしがしたい」と物件を探し始めますが、ある日、シェアハウスから姿を消してしまいます。タクヤさんは、誰にも言えない、ある事情を抱えていて…。
シェアハウスの暮らしで、心の傷を癒やし、人生をやり直そうと懸命に生きる若者たちを見つめました。