一度始まった男性更年期障害には「ゴール」はある?
男性更年期障害で受診した人は、「やる気が出ない」「仕事のパフォーマンスが落ちた」「常にイライラしている」などの症状を訴えることが多いそうですが、千秋さんは「普通の老化とは何が違うの?」と疑問を。
松下先生は、「仕事や日常のストレスで男性ホルモンのテストステロンがガクンと下がると、こういった症状が出やすい。女性は月経で常にホルモンを意識しているが、男性は意識しないから自覚するのが難しい」と説明しました。
男性ホルモンと女性ホルモンの分泌量の減り方を比べてみると、女性ホルモンが閉経前後で急激に減るのに対して、男性ホルモンの減り方は非常にゆっくり。その分、男性更年期がいつ起こるかは予測するのが難しいとのこと。
三木さんが「女性のように(一度始まった更年期障害は)抜けるときがあるのか?」と、女性の更年期障害との違いを掘り下げると、松下先生は「原因があるので、例えばメタボリックシンドローム気味の人なら、食事管理や運動で男性ホルモンを上げるなどの方法がある」と言い添えました。
男性ホルモンを増やすためには「適度な運動」や「睡眠」が重要
男性ホルモンを増やすための心がけとしては、「適度な運動/競争を楽しむのも◎」「睡眠の質を上げる(特にテストステロンが作られるのは深夜1〜3時)」「入浴や瞑想」などが効果的だといいます。
「運動」について、松下先生は「有酸素運動のほか、筋トレで筋肉量を増やすのもいい」「『獲物を獲って帰ってきて認められる』という状況で男性ホルモンが上がりやすいので、競争も効果がある」と補足。
千秋さんからの「芸能界の競争でもいいのか?」という質問には、「もともと自分を表現する人は男性ホルモンが高め」とコメントしました。
番組公式HP:https://www.fujitv.co.jp/nonstop/
番組公式Facebook:https://www.facebook.com/CXNONSTOP
番組公式X(旧Twitter):https://twitter.com/nonstop_fujitv
番組公式Instagram:https://www.instagram.com/Nonstop.staff/