“村上流”現代風な「風神雷神図」
そして、国内外の観光客から特に注目を集めていたのが、村上流「風神雷神図(ふうじんらいじんず)」。
名だたる画家が傑作を世に出してきた「風神雷神図」ですが、村上流では「風神」の顔も、「雷神」の顔も現代らしく、まるで“ゆるキャラ”のようにかわいらしく表現されています。
本展企画者 高橋信也氏:
「(村上流の雷神は)雷を起こすメカニズムをよく知っていて、歴代の雷神よりもバリバリ(電気を)起こせちゃう人。
(村上流の風神は)台風のメカニズムを知っていて、あっという間に台風くらい作ってみせるという、“現代の若者モンスター”ということになるのではないでしょうか。」
村上流の「風神雷神図」に来場者は…
家族で来た人:
「迫力がある怖いイメージだったんですけど、ほっこりかわいい感じで」
オランダ人男性:
「色彩が美しいですね。素晴らしい作品です」
“村上流”遊び心満載な「洛中洛外図屏風」
さらに、京都を舞台にした国宝「洛中洛外図屏風(らくちゅうらくがいずびょうぶ)」も村上流に。
その名も「洛中洛外図 岩佐又兵衛 rip」には、今にも動き出しそうな躍動感のある人物が細かく、約2500人も描かれています。
「洛中洛外図屏風」と村上さんの「洛中洛外図 岩佐又兵衛 rip」の2つを比べてみると、構図は似ているように見えるのですが、村上作品はお花やキャラクターが至るところに描かれていて、遊び心満載です。
これには海外からの来場者も…
フランス人女性:
「伝統芸術とおかしなキャラクターたちの融合が面白い」
オーストラリア人男性:
「彼の作品は非常に独特。それでいて洗練されていてすごい」
今後、3月初旬には、六本木ヒルズに展示されている彫刻「お花の親子」が日本庭園に登場予定です。
冬の京都で“村上ワールド”を体験してみてはいかかでしょうか。
京都市美術館開館90周年記念展『村上隆 もののけ 京都』
期間:2024年2月3日-2024年9月1日
会場:新館 東山キューブ
(『めざまし8』 2024年2月27日放送より)
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