5月28日(金)、フジテレビでは『人志松本の酒のツマミになる話』から「延長営業!こぼれちゃったSP」が放送された。
MCを松本人志が務め、“酒のツマミになれば何をしゃべってもOK”というルールのもと、普段言えないような悩みや失敗談、心に秘めた本音を語り合う。今回は未公開シーンを厳選した。
浜田雅功を恐れる矢部浩之「北島三郎さんやと思った」
約7年ぶりに松本と共演した矢部浩之は、松本に向かって「めちゃめちゃ優しくなられたじゃないですか」としみじみ。
松本:お前、ハズいって、ホンマに。いやいや、浜田やん!怖いの。絶対、浜田(雅功)のほうが怖いやろ?
矢部:もちろんです。
夏菜:へぇー、そうなんだ。
松本:そうやんな。俺は、全然違うもん。
矢部:やっぱり、あの…ホンモノ…です。
一同:(笑)
大悟(千鳥):ホンモノなんだ。ホンモノ…?
松本:うん。俺、“チャカ”の話とか何度か振ったけど、一回も否定したことないからね。
一同:(大笑い)
大悟:「持ってないよ」とは?
松本:1回も言ってないからね!
大悟:「持ってるよ」とも言わんけど。
ノブ(千鳥):当たり前に持ってないからです!
さらに、矢部は、番組で浜田と共演したときのことを振り返った。
矢部:浜田さん、ものすごい(人数の)スタッフを引き連れてて…。ダウンタウンさんって、結構小柄なんですよ。
ノブ:はい、はい、はい。
矢部:仕事終わって、挨拶しようとしたときに、浜田さんが先頭で…。スタッフが後ろに連なってるの見て、僕、「北島三郎さんや」と思ったんすよ。
一同:(笑)
松本:思うか!
矢部:ボス感がすごかったのよ(笑)。
浜田が大御所演歌歌手に例えられたことで、みな大笑い。そこで松本が「従えるの好きなのよ」と浜田をイジったところ、なぜか大悟が「まあ、みんながついていくんでしょうね」とすかさずフォロー。
大悟らしからぬ発言で、その場が変な空気になり「なんで誰も言わんの?」と慌てていた。
伊集院光“パワハラさせハラ”に困惑「ザキヤマが仕向けてくる」
伊集院光は、バラエティでの罰ゲームが“パワハラ”だと指摘されることもある昨今、「ザキヤマ(山崎弘也)は、そうするように仕向けてくるの」とクレーム。
ある番組の罰ゲームで、パンツ一丁でジェットコースターに乗ることになった山崎。
伊集院:(山崎が)「ちょっと待ってくださいよぉ!」と乗って、一周して帰ってきたところで(ノリノリで)「まだパンツがあるからいいですけど!」「まだパンツがあるからいいですけど!」って…。
一同:(笑)
長谷川忍(シソンヌ):それは、誘導ですもんね。
山崎:パンツがあるから助かったと思っただけなんで(笑)。
松本:あははははははは!
伊集院:それで、また戻ってくるじゃん。そしたら「これ以上乗ったら、俺超おもしろくなっちゃいますから!」みたいな。延々と俺が追い込んでるみたいに見えるじゃん。
松本:これは、逆パワハラよね!
伊集院:“パワハラさせハラ”みたいな。
伊集院は、罰ゲームを振る側の難しさを語り苦笑い。芸人はウケるために自ら“パワハラ”されにいくこともあるという主張に、山崎は「そんなつもりはないです。パンツがあって助かったなって話」と、最後までトボけていた。
松本「男はエロDVDを見たい」と同意求めるも…
パートナーと「ずっと一緒にいたいタイプ」だという紗栄子は、パートナーが同業者だったらマネジャー同士つながって「スケジュールを共有管理してほしい」と語っていた。
1人の時間がほしい松本と大竹一樹(さまぁ~ず)、三村マサカズ(さまぁ~ず)は共感できない。
松本が「男は、全員エロDVDを見たいのよ」と言うと、紗栄子は「えー。そのための1人なんですか?」と顔をしかめる。大竹と三村も同じ意見かと思われたが…。
大竹:松本さん、俺はそれ入ってないっす。
松本:え、嘘やん!
三村:俺も、(この番組を)家族で見てるんで…。それは、ホントないです。
一同:(笑)
すっとぼける大竹と三村。裏切られた松本は、山崎まさよしに「ありますよね?」と振ると、山崎は「まぁ、そうですね」と即答。松本は「やったー!」とバンザイした。
紗栄子:同棲したら、そのモノはどうするんですか?隠す?
松本:(厚みや形状を妙に細かくジェスチャーで表し、ペラペラめくりながら)こんなファイルに入れてあるけど。
一同:(笑)
大竹が「ほら、こんなのある…」と、澄ました顔でファイルをペラペラめくって家族に見せる動きをすると、みな大ウケ。松本も「娘を呼んでアルバムみたいには見せないよ」と言って笑った。
今の気持ちを踊りで表現!?松本がまさかの「ゲッツ」で鬼スベり
浜口京子から「今の気持ちの良い状況を、踊りで表現してみませんか?」と、とんでもない提案がされたときのこと。
ノブが「勘弁してくれぇ!」と拒否する中、なんと松尾駿(チョコレートプラネット)が「松本さんの踊り、見せてもらっていいですか?」とムチャぶり。
そんな不意打ちに「お前、ほんまに…」と苦笑いするも、立ち上がった松本は、節をつけながら「楽しいねぇ~♪楽しいねぇ~♪」と腰をくねらせ始めた。
そして「ゲッツ!」と叫んだものの、最後は弱々しく「ゲッツ…ゲッツ…」とトーンダウン。
みな固唾(かたず)を呑んで見守ったが、どうにもならなくなった松本は「浜口ぃぃぃぃぃ~(怒)!」と大絶叫。静まり返っていた場が笑いに包まれた。
ノブ:松本人志さんが、ダンディ坂野さんにすがりついた!
大悟:あんまり困って、ゲッツ出る人じゃないからな。
ノブ:あれ、一生とっとこ。
大悟:ゲッツ3回くらい言ってた(笑)。
と、イジりまくる千鳥。すると、負けじと松本がある提案を始める。
松本:ゲッツの回数ってあるからね。
大悟:何回なんですか?
松本:やってごらん!
大悟:「やってごらん」!?
急に振られてあっけにとられた大悟だが、松本に言われたらやるしかない。「気持ちええところでやめたらいいんすね」と言いながら立ち上がった。
大悟は全力で「ゲッツ!ゲッツ!ゲッツ!」とポーズを取り、「…3かなぁ。これ、1回で終われん!」と首を傾げる。
次に振られた松尾が形を変えて「ゲッツ!ゲッツ!ゲッツゲッツゲッツ!」とやると、すかさず「あぁ、違うな」と言って頼もしく立ち上がる松本。
松本:正解は…。ゲッゲッ、ゲッゲッ、ゲッゲッ…。
一同:(シーーーーン)
松本:“鬼スベり”しとんなぁ。
一同:(大爆笑)
松本も認めるほどの大スベりに、「鬼のようでしたわ!」(大悟)、「どえらい!」(ノブ)と乗っかる千鳥の2人。松本は「赤鬼やったな」「“赤鬼ズベり”した」と言って笑うしかなかった。