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上白石萌歌『ザ・ノンフィクション』の語りで感じたこと「家族や周りの人たちの支えでここまで来られた」

4月4日(日)14時~『ザ・ノンフィクション』

めざましmedia編集部

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4月4日(日)14時からフジテレビでは『新・上京物語 後編~ 夢と別れのスカイツリー~』が放送され、前編に続きナレーションを上白石萌歌が担当する。

<放送内容>

春…夢と希望を抱いて故郷を旅立ち、東京を目指す若者たち。

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2020年6月、製紙工場の煙突が立ち並ぶ町、北海道・苫小牧市から料理人を目指し上京した18歳の一摩(かずま)。就職先は、かつて「料理の鉄人」にも出演した洋食の巨匠・大宮勝雄シェフ(70)が経営する有名店「レストラン大宮」だ。

離婚、死別により両親がいない一摩を、我が子同然に育ててきたのが、祖父・美智男さん(63)と祖母・静子さん。美智男さんはかつて、東京の伝説的なフランス料理店で活躍した。修業時代に苦楽を共にしたのが大宮シェフ。かつての盟友に孫の一摩を預けることにしたのだ。

こうして東京の一流店で、料理人修業をスタートさせた一摩。憧れの大宮シェフや、厳しくも面倒見の良い先輩たちに囲まれながら、仕事を覚えようともがく日々。

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しかし、初めて経験する料理人の世界、慣れない都会暮らしも加わり、次第に仕事を休みがちになっていく…そして、上京から約3カ月のある日、一摩からシェフに「話があります」と連絡が。

その頃、故郷・苫小牧では、一摩を送り出した美智男さんが、全身に転移したがんと闘っていた。医師には「余命はもって年内」と告げられていた祖父。

「一流の料理人になる」と祖父母に誓い、やってきた東京。そして、大好きな祖父。19歳になった一摩に「別れの時」が迫っていた。

<上白石萌歌 インタビュー>

年齢も近く、同じ“上京”を経験している身として、重なる部分も多かったという上白石。自身が経験した上京からこれまでの思いも明かしながら、ナレーションを通じて感じたことを語った。

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――前編の終盤では、一摩さんが出勤1日目で「辞めたい」という場面もありました。

そこは…気持ちはわからなくもないけど、もう少し頑張ってとは思いました。さすがにまだ判断が早いんじゃないか、と(笑)。ただ本人にしかわからない思いもあるとは思うので。

はたから見れば、初日から何が楽しいかなんてわからないのは当たり前だと思うし、これから見つけていくものだ、とも思いますけど、一摩さんは環境の変化も大きかったので、そこでの不安はわかるところはありました。

一摩さんを見ていると、背中をバシっと叩いてあげたいと思うようなときもあれば、わかるなってときもあって。仕事場で言われた言葉がずっと引っかかって、それが積み重なって心がしんどくなってしまうのもすごくわかったし。自分を重ね合わせたり、背中を押してあげたくなったり、不思議な立場から見ていました。

――大宮シェフはそんな一摩さんに温かい言葉をかけて導いていましたが、上白石さんにもそういう存在の方はいますか?

親戚に東京の美容室で働いてる方がいるんですけど、その方が私にとっては“東京の母”のような存在です。同じ鹿児島の出身なので、方言で励ましてくれますし、自粛期間のときなどは、すごく気にかけてくれました。言葉のイントネーションが違うだけで、心に来るものが違うことがあるんですよね。その言葉にすごく救われた経験があります。

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――上白石さんがここまで仕事を続けられた原動力は何ですか?

誰しも仕事をしていたら、辞めたいと思う瞬間は、一度や二度はあると思うんです。私も自分はこの仕事に向いていないんじゃないか?と思うことは何度かありました。そんなとき、私の場合は姉(上白石萌音)が同じ仕事をしているので、同じ姿勢で頑張れる、というのもあるし、姉の姿勢を見て、背筋を伸ばさなくちゃ、と思うこともあって。そうやって家族や周りの人たちの支えでここまで来られたと思います。

だから一摩さんもあんなに素敵な大宮シェフがいて、すごくいい言葉もかけてもらえて、恵まれた環境にいるのだから…ただ、そこは自分で感じることですから、難しいところでもありますね。

――一摩さんには故郷への強い思いも感じました。

私も何か大きなことが決まったときは、すぐに両親に連絡しますし、故郷の人たちの顔が浮かぶので、そういうところは一緒なんだろうな、と思いました。故郷のご家族も本当は地元にいてほしいと思う気持ちもあるだろうし、複雑な思いがありますよね。

――印象に残る言葉やシーンはありましたか?

“オレンジの気持ちになるんだよ”(笑)。

――後編で、一摩さんの先輩の七久保さんが、オレンジを切るときに言っていた言葉ですね。

本当にそういうことだよな、と。食材を扱うことがどれだけ大変か、ということもわかりました。食材とそんなふうに向き合いながら、毎日、料理をしているのだろうな、と感じました。私はオレンジの気持ちになってむいていなかったです(笑)。これから心がけようと思います。

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――上白石さんが目上の方からもらった心に残る言葉はありますか?

ある作品で、この役難しいな、というか、自分が解放できていないな、と感じているとき、演出家の方から「恥をかきなさい」と言われたことがあって。「恥をかこうとしているさまが見えない、もっと恥をかきなさい」と。それは確かにそうだな、と自分でも感じて。殻に閉じこもっていた状態だったので、とても響きました。

――後編の見どころを教えてください。

前編のラストの展開は、皆さんもびっくりされたと思いますし、この先、一摩さんの人生がどう転がっていくか、想像がつかない状態であるとは思うのですが、どんな選択をするにせよ、彼が選んだことだと思うので…。それを皆さんも自分の初心に戻るような気持ちで、見守っていただけたらな、と思います。

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