ムロツヨシが、フジテレビの連続ドラマ初主演で話題になっている『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの』。この度、原作者の漫画家・清野とおる氏がドラマ本編のためにスペシャルすぎる挿絵を描き下ろすことが決定した。
独特の世界観で描かれた挿絵はどれもドラマに必要不可欠なカットとなり、その数はなんと17枚に!清野は、さらに主演・ムロツヨシのこともイラストで描くことに。ムロも「等身大に描いてくださいました」とコメントを寄せた。
異例!ドラマ本編に17枚もの挿絵を提供
今作は、清野とおる原作の漫画『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの』をドラマ化、今まで足を踏み入れたことのない街を実際に歩いた経験から作られた、いわば【大人の街ぶら冒険】ストーリーだ。挿絵はドラマ本編の映像とマッチし、清野氏の世界観をトータルで楽しめる演出となっている。
今回特別に公開された挿絵は、1話(上中里編)から以下の3枚。常連たちでにぎわう食堂兼居酒屋さんをのぞき込み、どんなことをさせられるのか妄想する主人公・セイノ(ムロツヨシ)の脳内を挿絵で描いたものと、喫茶店のメニューから想像したパンだ。
また清野氏は、本編には登場しないが、セイノを演じるムロのこともイラストにした。それを見たムロは「すごくかっこいいわけでもなく、等身大に描いてくださり、ありがとうございます!清野さんの気持ちも入っている素敵なイラストだと思います」とコメントした。
【第1話(上中里編)あらすじ】
東京・赤羽在住の漫画家・セイノは、ふと地図を見て「知らない街ばかりだな」と思い立ち、そこで見られる光景・人・物語を知らないまま死んでいくのは「なんか嫌だー!」と叫び、赤羽を飛び出し、ほど近い「上中里」へ。スナックなのか喫茶なのかよくわからないレトロな店で出会ったのが、クセの強い店主(黒田福美)。彼女に勧められたメニューに感激し、ついプライベートなことまで話し込んでしまうセイノだったが、慌てて店を飛び出すことに。住宅街には、何かの跡とおぼしきレンガの壁を発見しわくわくするも…。住人たちは口々に「何にもないところ」だというが、セイノは気になっていた食堂兼居酒屋へ。そこで常連客(高杉亘)らとごきげんに歌うなど一日満喫してしまう。