12月23日(金)25時25分より、フジテレビでは『パンサー尾形の通販バラエティ BUY or BYE』(※関東ローカル)が放送される。

この番組は、深夜などによく目にするタレントが商品を紹介する通販番組とは一線を画す、“セールスをエンターテインメント化”した「バラエティ通販番組」だ。

消費者の心をつかむ商品を追求し続け、商品を開発してきた当事者たちが、視聴者に直接プレゼンを行う。今回は3つの企業が参戦し、プレゼンを聞くのは一般のお客さま30人。各企業3分のプレゼンタイムが与えられるが、お客さまがそれぞれ“いらない”ボタンを持っており、そのボタンを押した数が5人になるとプレゼン時間が即終了となる仕組み。

MCをつとめるのは、尾形貴弘(パンサー)。尾形がパンサーとしてではなく、単独で冠番組のMCを務めるのは、今回が初めてとなる。また、ゆきぽよはサブMCとして、初冠番組MCの尾形をフォローする。

誰もが知るおもちゃ会社・株式会社バンダイから出演するプレゼンターは、カプセルトイ界の革命児と呼ばれる誉田恒之さん。誉田さんが2年の年月をかけて制作してきたのは、まさかのダンゴムシ。1年で15億円も売り上げたというこちらの商品、見た目はもはやアート作品。

今回、誉田さんが紹介するのは、日本の伝統芸術・浮世絵とダンゴムシを掛け合わせたという全く新しい、「バグアーツ」。気持ち悪さと美しさが紙一重のこの商品だが…。

梱包(こんぽう)資材メーカー・IMARI株式会社からは、ダンボール界のサラブレッド・福井康一郎社長自らがプレゼンターとして登場し、身近な素材であるダンボールの、通常の用途を超えた新しい使い方を紹介する。

ところが、プレゼンではじまったのはまさかの歌。その名も「香水 IMARI.ver」。今人気の楽曲「香水」の替え歌で、ダンボールで作ったさまざまな家具や遊具の魅力を伝える。さらに歌に合わせてキンタロー。がなぜかコンテンポラリーダンスで登場し…。

ルアン株式会社からは、薄毛界の救世主・阿部稔社長が、スーパーミリオンヘアをひっさげてやってくる。発売当初はまったく売れなかったというこの商品だが、今では世界70カ国以上で発売されるヒット商品となっている。

そんな商品を、今回はコント形式で紹介しようと、登場したのはとろサーモンの2人。今年話題になったTBSのドラマ『半沢直樹』のパロディで、実演しながら商品の素晴らしさを伝えようとするが…。

<尾形貴弘&ゆきぽよ コメント>

――お2人ともMCをやってみていかがでしたか?尾形さんは初単独MCでしたが

尾形:やっぱり大変な仕事だなと思いました。でも、やれることはやりましたし、気持ちは入っていたので。ただ、今回(MCをやるという事実を)知ったのが2日前だったので、もうちょっと早く知りたかったな。今度は準備もしたいし、前の仕事も入れないでほしいし。

緊張して怖かったですけど楽しかったですね。プレゼンターの方がすごく頑張ってくれたので、それに乗っかって頑張る感じでした。点数をつけるならサンキューで390点!

ゆきぽよ:難しかったです。普段、番組に出演するとき、何も考えずキャッキャしゃべっているだけでしたけど、MCの方がいるからこそ成り立っているんだなということがよくわかったし、これができるようになったらスゴイかっこいいなというのがわかったので、これからもっと勉強したいなと思う、いいきっかけになりましたね。点数はやりきったけど、15点かな。

――番組の見どころをお願いします。

尾形:ただの通販の番組じゃないです。現場の空気感が、今まで経験したことない独特なものだったし、ただのプレゼンじゃない、新しいエンターテインメントとして、この番組がこれからのテレビ業界を背負っていく感じになると思います。プレゼンター、MC、スタッフの熱と緊張感が見どころです!

ゆきぽよ:タジタジな尾形さんと、ほかの番組にはない空気感、ですね。