8月28日(土)23時40分より、伊野尾慧主演、オトナの土ドラ『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察』Season1 第4話が放送される。

本作は、完全記憶力を持つ民俗学の准教授・高槻彰良(伊野尾慧)と、人の嘘がわかる大学生・深町尚哉(神宮寺勇太)の凸凹バディによる謎解きミステリー。

『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察』の記事はこちら!

第3話「鬼伝説の怪」では、原作の「鬼を祀る家」のエピソードをアレンジ。「八つ墓村」「犬神家の一族」で有名な横溝正史的世界観に加え、富士山、洞窟、かやぶき屋根の民家など風光明媚な映像も楽しめる珠玉の一話となった。

その美しさは、フジテレビの朝の情報番組『めざましテレビ』で伊野尾自ら絶賛するほどで、SNS上でも映像の美しさをつぶやく声が多く見られた。

第4話「白い服の幽霊の怪」でも、その映像美は健在。舞台は、山中にある豪奢な洋館。幽霊が見えると話題の“霊感女優”藤谷更紗(市川由衣)から、主演映画の撮影現場で続く怪異現象の調査依頼を受けた高槻。

なぜか苦い顔を浮かべる更紗のマネジャー・宮原晴子(馬渕英里何)もいる中、高槻は尚哉らと現場へ出向き、その現象を見たという撮影スタッフらに話を聞きながら真相の解明を試みる。

今回は、“撮影現場での撮影”という特殊な環境下の撮影に挑んだ馬渕に話を聞いた。

<馬渕英里何 インタビュー>

――馬渕さん演じる、宮原晴子という役どころについて教えてください。

私が演じる宮原は、更紗のマネジャーなんですが、そういえば私、マネジャーさんの役ってやったことがないんですよね。

この前(市川)由衣ちゃんとも話をしていたのですが「(宮原は)どう考えても現場のマネージャーじゃないよね?」って(笑)。たぶん、小さい事務所で、現場も営業も関係なく回っている、ベテランのマネジャーなんだろうなと思って演じています。

 ――参考にした実在のマネジャーさんがいらっしゃったりしますか?

マネジャーさんのキャラってみんな違いますからね~、ホントに。ウチも何年かに1回、マネジャーさんが変わりますけど、気軽に話せる人もいれば、そうじゃない人もいるし(笑)。

今、ついてくれているマネジャーさんは、新入社員のころ、少しだけ入ってくれてたんですけど、そのときと比べると「すごい頼もしくなったな」と感じています。

私は、あんまりマネジャーさんにこうしてほしいとかあるタイプじゃないんですけど、たまに気持ちに触れることというか「こういうことで(スタッフさんに)褒められたよー」って一生懸命、私の気持ちを上げようとしてくれる思いが見えたりすると、素直にうれしいですよね。

そういうことを言ってくれるのと言ってくれないのでは、全然違うので。ただ、今回の宮原役は、そういう感じではないので、割と偉そうにしていました(笑)。

――更紗役の市川由衣さんの印象は?

由衣ちゃんとは初共演なんですが、本当に可愛い!撮影の合い間は、ずっと猫の話をしていましたね。

彼女は昔から実家で飼っていて、ウチはまだ子どもの猫なんですけど、猫もそれぞれ全然性格が違うので、人が飼っている猫の話を聞くのも好きなんですよ。私は、猫の話をしているだけで癒されるので、由衣ちゃんとの猫トークは幸せでした。

それに、実際は“初めましての関係”なのに、演技では“長年の関係”を見せなきゃいけないときに、今回のように猫好きという共通点があると、一気に関係性が縮まりますからね。

――第4話のキーワード“霊感女優”にかけて、馬渕さんは“なに女優”でしょうか?

何だろうなぁ?逆に聞きたいですよ~。私、個性という個性が皆無なので…あ!よく“個性派女優”なんていう言葉があるから、私は“無個性派女優”にします。

私って、イメージがありそうでないタイプなので、それでお願いします(笑)。

――視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。

第4話は、私たちからすると“あるある”なことですが、視聴者の方からすると撮影現場に、どういうスタッフがいて、その人がどういう働きをして、どういうところに命を懸けて仕事をしているのかというような“撮影現場の裏側”を見ることができます。

今回は、そんなテレビや映画制作の過程を覗き見る楽しさがありつつ、出てくるいろいろな人に対して「怪しいな?」と思える伏線がいっぱい張られていますので、そういう点を推理しながら見ていただけたらなと思います。

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<第4話あらすじ>

「私、幽霊を見たことがあるんです」。高槻(伊野尾慧)のもとを訪ねてきたのは、女優の藤谷更紗(市川由衣)。

かつて一世を風靡し、今は幽霊が見える「霊感女優」として再ブレイク中の更紗は、主演映画の撮影現場で起きている怪異現象を調べてほしいという。しかし、マネジャーの 宮原(馬渕英里何)は、なぜか苦い顔を浮かべる。

一方、尚哉(神宮寺勇太)は、耳の不調で病院を訪れていた。中耳炎と診断され治療を受ける尚哉。帰宅すると、嘘を見抜く能力が消え去っていて…。不安を抱えたまま始まった調査。高槻は、瑠衣子(岡田結実)、難波(須賀健太)らと聞きこみを始める。