福本莉子と松田元太(Travis Japan/ジャニーズJr.)がW主演を務める映画「君が落とした青空」の公開日が2022年2月18日(金)に決定。あわせて、福本、松田、板垣瑞生、横田真悠、莉子の制服姿の5ショットと、本作の監督Yuki Saitoによるキャストの現場での様子を語ったコメントが解禁された。

中高生に人気の“切ない小説”が映画に!

本作は、中高生に人気の小説アプリ「野いちご」で“切ない小説ランキング”第1位を獲得し、2012年に書籍化、発行部数16 万部を突破した櫻いいよの同名小説の実写映画化作品。

今回解禁されたのは、制服姿のメインキャラクターたちが集うグループショット。付き合って2年が経つにもかかわらず、「自分たちは本当に付き合っていると言えるのだろうか」とどこか不安を抱える主人公・実結を演じた福本と、彼氏・修弥を演じた松田、そしてその実結と修弥に想いを寄せ、恋人がいようとも「好きだ」と真っすぐに向き合う同級生役の板垣と横田、実結を常に励まし寄り添う親友役の莉子。本作では、想いが複雑に絡み合う高校生たちの姿を、切なく、そして瑞々しく描かれている。

個性豊かなキャストに向けて監督からメッセージ

メインキャストらの印象や撮影時のエピソードをYuki監督に聞くと、福本を“芯の強い女優”だと言い、「撮影に挑む姿が、大女優への階段を上っているように見えました」と太鼓判を押す。また、今回映画初出演の松田に関しては「主役を演じるのが夢だったといっぺんの曇りもない晴れやかな顔で語り、その感謝と期待に精一杯応えようとする姿が、健気でした」と語る。

板垣は撮影初日からユニークなアイディアを持ち込んだそうで、「また板垣瑞生と仕事がしたい!と思わせてくれる」と、その旺盛な向上心に魅力を感じたという。横田については、演じたキャラクターと本人自身に通ずる部分があったそうで「トモカのカリスマ性は、横田真悠ちゃん自身から醸し出されるカリスマ性だと感じました」と絶賛。そして、莉子を「とても誠実で、その場の空気をパッと明るくすることができる太陽みたいな女優さんです」と表現している。

Yuki監督が、「それぞれ特別な個性と輝きを放つ5人が一つのゴールに向かっていく姿が、この映画最大の魅力です。間違いなく次世代を担う俳優陣の今しか見られないきらめきをお楽しみください」と自信を覗かせた。

<Yuki Saito監督から、福本莉子へ>

芯が強く、自分を持ってる女優さんです。常に座長としての覚悟を持って現場に居てくれました。

すべてのキャスト&スタッフが、今日が肝だと思って臨んだ大事なシーンでの撮影。寒い時期、冷たい雨を浴び続けて、どうしても震えてしまう。深呼吸して、気持ちで体をコントロールさせ、本番だけ体の震えをピタリととめて撮影に挑む姿が、大女優への階段を上っているように見えました。

誰もが応援したくなる福本莉子ちゃんが実結として全力で生きてくれたからこそ、誰もが応援したくなるヒロイン
になったと思います。

<Yuki Saito監督から、松田元太へ>

主役を演じるのが夢だったといっぺんの曇りもない晴れやかな顔で語り、その感謝と期待に精一杯応えようとする姿が、健気でした。元太くん自身から溢れ出るパワーが周りの人を元気にさせ、みなを笑顔にさせました。でもそれは誰よりもこの映画とチームを気遣ってくれたからこそ出来ることです。

現場で弱音を一切吐かず、常に実結に寄り添い、実結の為に全力な姿は男として格好良かったです。松田元太くんが全身全霊で生きてくれた篠原修哉の想いを、スクリーンで受け止めて下さい。

<Yuki Saito監督から、板垣瑞生へ>

クランクイン最初のカットでいきなり持参のひょっとこを被って芝居してくる瑞生くん。えっ、何してんの?→面白いじゃん→あのひょっとこ効いてるな→実はめっちゃ考えてるな→次は何するんだろう?→今度はこんな役やらせたいな→また板垣瑞生と仕事がしたい!と思わせてくれる向上心旺盛で唯一無二な俳優です。

<Yuki Saito監督から、横田真悠へ>

タイムリープの世界が唯一通じないトモカを演じた真悠ちゃん。それは実結がどんな行動をとっても、トモカは自分の目標に向かって一直線に進んでいるからです。そんなアクティブで学園の人気者でもあるトモカのカリスマ性は、横田真悠ちゃん自身から醸し出されるカリスマ性だと感じました。頭でも心でもセンス良くお芝居ができる素敵な女優さんです。

<Yuki Saito監督から、莉子へ>

とても誠実で、その場の空気をパッと明るくすることができる太陽みたいな女優さんです。一番実結の近くで、実結のことを見ているからこそ、実結の行動の変化に素直に反応できるのが佐喜子です。莉子ちゃん自身が人のことを思って丁寧に生きているので、その反応はとてもナチュラルでした。莉子ちゃんの明るさとポジティブさが、この映画の彩りをポップなものに変えてくれたと思っています。

<あらすじ>

付き合いはじめて2年経つ高校生の実結と修弥。“毎月1日は何があっても必ず一緒に映画を観に行く”という約束どおり、その日も映画館デートへ向かう2人だったが、修弥は急用を理由に突然キャンセルしてしまう。最近何かを隠しているような雰囲気だった修弥に、どこか不安を感じていた実結。

気まずい空気の中、「もう一度話したい」と連絡してきた彼と会うため、待ち合わせ場所に向かうが、目の前で修弥が交通事故に遭う。実結は突然の事故にパニックになるが、目が覚めると事故当日の朝に戻っていた。“修弥を助け出す”と心に決めた実結だったが、何度も「同じ日」を繰り返す中で、彼が隠していた事実を知る。

果たして、実結は修弥を助けることができるのかー?

2022年初春、TOHOシネマズ日比谷ほか 全国ロードショー。
配給 ハピネットファントム・スタジオ
©2022映画『君が落とした青空』製作委員会

最新情報は、映画「君が落とした青空」公式サイトまで。