毎週水曜22時よりフジテレビで放送中のバラエティ番組『突然ですが占ってもいいですか?』。

8月5日(水)の放送では、ゲッターズ飯田が登場し番組の視聴者を占い、星ひとみと木下レオンは「リモート占い」企画で視聴者をオンラインで占う場面が紹介された。スタジオの沢村一樹、水野美紀、みちょぱがその様子を見届けた。

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20代スナック経営者に説いた“経営者向きの資質”

ゲッターズ飯田のもとに、スナックママのえみりさん(仮名、29歳)と母親のえつこさん(仮名、59歳)が登場。ゲッターズがえみりさんの体の不調を次々と見抜き、えつこさんが「全部“LOCK-ON!(=的中)”」と自ら編集ポイントを作ると、「その作業は(番組側がやるので)大丈夫です(笑)」とゲッターズからたしなめられていた。

「将来、自分の経営するお店を他の人に任せたいが、良い子に出会えない」というえみりさん。ゲッターズは「真面目な人って上に向いてないんですよ。経営者とか上に立つ人ってある程度雑(な性格)がいいんですよ。隙がある人の方がサポートしやすいんです。“これできない!ごめん、やっといて”っていうキャラになることで、周りの人間にわざと居場所を作ってあげたほうがいいです。“上司が無能だ”って皆言うじゃないですか。無能じゃないと下が動かないからです。これが居場所を作ってる仕組みです」と経営者の資質を説明していた。

スタジオの沢村は「この前、ゲッターズさんとラジオ番組で共演した時に、占ってもらって。僕の“エロ男爵”(という属性)は生まれつきなんだって」と告白。みちょぱは「生まれ持って逃れられない人生なんですね!」と笑い、水野が「理性とその(“エロ男爵”の)星との間で闘ってるんですね」というと沢村は「だいたい理性が負けてますけどね(笑)」と開き直った。

洋服代に年間800万円注ぎ込む音楽講師

続いて、音楽講師のつかささん(仮名、31歳)・音楽家のわかなさん(仮名、31歳)と対面。彼女たちの性格や体調を占いで見抜いたゲッターズは、わかなさんの“酒グセ”とつかささんの“浪費グセ”まで的中。特につかささんは洋服代だけで年間800万円もかけているというが、ゲッターズいわく彼女には「金運は無い」とのこと。そんなつかささんの運勢アップのために、彼は「モノでも人でも、何かほめるポイントを見つけてください。あなたは“感性”の星を持っていて、まずダメなところを見つける癖を持っていますが、それはいいところも見つけている証拠なので、何事もほめると幸せになれますよ。いい音楽指導者になれます」とアドバイスした。スタジオの沢村&水野は「年間800万を洋服に使うって、いくら稼いでいるんだろう?」と“音楽講師”という職業に興味津々なようだった。

“誘拐未遂”“輸血”など壮絶な過去を告白した歯科衛生士

「リモート占い」企画を務めた星ひとみは、北海道在住の歯科衛生士・優希さん(仮名、39歳)と対面。「“健康”と“事故”で2〜3回死にかけるっていうのが出ている」と指摘すると、優希さんの壮絶な半生が明らかになった。

「(幼い頃)血液・腎臓系の病気になってそれで死にかけて、輸血しています。もう全然大丈夫なんですけど」と優希さん。星が「そのあと、10〜11歳」の頃にも健康面が脅かされたことがないか尋ねると、優希さんは「けが・病気ではないけれど、その頃に“誘拐未遂”に遭っています」。数多くの人生を占ってきた星もさすがに驚いた様子で「誘拐!?」と思わず聞き返していた。

「実家が酪農をやっていて、隣の家まで300mとかだったんです。その畑と畑とあいだの一本道を帰っている途中に、見知らぬ車と人が立っていて。声をかけられて疑いもせず反応したら、口を塞がれてナイフ出されて。“死ぬ”って思いました…」と明かし、その場からなんとか逃げきることに成功し、犯人ものちに逮捕されたと話した。

その後も、2007年に交通事故に遭って1ヶ月の入院を余儀なくされていたなど、次々と壮絶な体験を告白した優希さん。星は「来年の夏にまた同じ流れが来ます」と警告し、車同士の交通事故に遭わないよう意識するようにと注意を促した。立て続けに優希さんの身に降りかかってきた災難を知り、VTRを見終えた沢村は「これ、占い番組だよね?」とスタッフに確認していた。

「頑張りすぎ」仕事熱心なシングルマザー

同じく「リモート占い」に登場した木下レオンは、東京在住の清掃業・真由美さん(仮名、35歳)と対面。木下は、真由美さんの結婚のタイミングや彼女が“バツ2”のシングルマザーであること、破天荒な性格であることを続々と的中させた。

木下はさらに「胃ガンになりやすい」と注意を促し、続けて「19歳で何か覚悟を決めたよね?」と占いから見通すと、真由美さんは「自分が20歳の時に母が大腸ガンで亡くなったのですが、治療で苦しむ母を見て、19歳ぐらいの頃から“母の死”は覚悟していましたね」と告白。

2児の子どものためにも、自身の母親のようにバリバリ働きたいと思っているという真由美さん。しかし木下は「頑張りすぎ、堪えすぎ」と彼女の過労を心配しはじめ、真由美さんは「泣きそうです…」と声をこぼした。「泣いていいよ!、だって頑張りすぎだもん。あなた、自分のお母さんと同じようなことをしてますよ。危ないよ今。(博多弁で)どうすると?病気で倒れたら?全部が終わるよ。お子さんはトラウマになってしまうと思いますよ」とまずは仕事よりも自身の健康を心がけるべきだとアドバイス。「グリーンのものを周りに置くと運気が上がっていきますよ」と伝授した。

過干渉ぎみの母親の隣で、11歳息子は…

続けて、新潟在住の看護師で3児の母・千里さん(仮名、37歳)と対面。千里さんが11歳の息子との接し方がわからず悩んでいることを聞いた木下は、彼の生年月日などを知ると、「“飽きっぽい”“自分の世界がある”…。若干僕に似てますよ、“星”が一緒やもん。最近、“発達障がい”がよく世間の話題になりますが、それに当てはまるような」というと、「そうです、発達障がいです」と的中。

さらに木下は、千里さんとその母との関係性を占いで見通し、自身が母から受けてきた状況と同様に、息子への愛情が強すぎるがゆえに過干渉になってしまっていると千里さんに指摘。

すると彼女は「ちょっと席離れてもいいですか?」と言い残し、息子の祐樹くん(仮名)を連れて再び画面の前に登場。木下は自身を“千里さんの友達”だと彼に説明したうえで、「自由が好きやろ?自由に生きたほうが良い」「“変わってるね?”ってよく言われるでしょ。それはほめ言葉よ。その個性をなくさないでね」とアドバイス。さらに「お母さんにいつも認められたいと思ってるでしょ?それで悲しい思いしてるね?」というと、祐樹くんは「そうです」と認めた。「気持ちはわかるけどね、お母さんは認めてるよ。そのままで大丈夫だよ」と熱いエールを送り、祐樹くんは真剣な眼差しで木下のことを見つめていた。

将来、あなたは、お母さんみたいな女性と結婚します。でも、あなたがお母さんのほうを大切にするのは黙っていて、お嫁さんのほうを大切にしてください(笑)。これは大人になるまで覚えててね!絶対に覚えておいて」と彼の未来を見通してアドバイスを送ると、祐樹くんは笑いながらもしっかりと頷いていた。

全てのVTRを見た水野は「いや〜、やられた」と号泣。「このまま『元気が出るテレビ』の(涙もろくて有名だった)松方弘樹さんみたいになっていくのかな。その辺のドラマや映画よりよっぽど泣けちゃうよね」と感想を話すと、みちょぱから「(ドラマや映画に)出てる側の人がそれ言っちゃダメですよ(笑)」と突っ込まれていた。

次回8月12日(水)の放送では、マキシマム ザ ホルモン・ナヲと母親が登場。木下レオンが、博多弁を交えながら2人を熱く占っていく。

また、番組公式Twitterおよび公式Instagramでは、放送で紹介された情報のほかにも、BGMとして使用された楽曲のラインナップや出演者のコメント動画をオリジナル発信している。

「リモート占い」の参加希望者も引き続き募集中。詳細は、番組ホームページまで。