ブルーリボン賞受賞の注目女優・河合優実 オーディションで勝ち取った難役に「絶対できるじゃん」

──ここからは、河合さんの素顔に迫ります。今の河合さんを構成する5つのモノ・コトを教えてください。

1つ目は、ダンスですね。私はHIPHOPをまず始めて、いろいろとダンスをする中で「ステージに立つのって楽しい！」と思ったことから、表現することに興味を持ち始めて、今役者をしています。すべての始まりです。

2つ目は、諸先輩方の生き方。尊敬できる方々はスクリーンの中にも、お会いする中にも本当にたくさんいるのですが、「あの人みたいになりたい」とは思わないようにしていて。

それは、憧れている方々がみんな、“誰か”になろうとしていないので。先の人たちが残してくれるものに触れながら、ちゃんと私にしかできないことを続けて、自分の道を作っていきたいなと思っています。

3つ目は、「大丈夫」という言葉。すごく考え込むこともあるのですが、意外と楽観的で、悩むことがあっても寝て起きたら忘れるタイプです。考え込みすぎて深みにはまったときは「大丈夫だよ」と言い聞かせて、楽観的なときも「大丈夫、大丈夫！」と景気づける。自分を保つワードになっていて、昔からよく使いがちですね（笑）。

4つ目は…絞り出せなくなってきたので、なんでもいいですか？昔からチーズが好きです（笑）。最近一番キテるチーズは「ブラータ」という中身がトロットロの生クリームみたいなモッツァレラチーズ。それをおつまみにして、飲むことも多いですね。

この流れで、5つ目はお酒。最近は家でビールとワインを飲むことが多いです。おつまみはチーズなどを買ってきてということもありますし、ご飯を食べながら飲むということもあります。

──では、最後に映画のタイトルにちなんで、今の河合さんの「願望」を聞かせてください。

私が願って叶うものなら、世界平和を願いたいです。情勢のことだけではなくて、今は社会全体や身の回りがギスギスしていると感じるので。とりあえず手に届く範囲の人だけでも、平穏に生きていてほしいです。

撮影：河井彩美

映画「女子高生に殺されたい」は、全国公開中。
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