土屋太鳳さん主演の木曜劇場『やんごとなき一族』は、庶民の家庭から上流社会の一族に嫁いだ主人公・篠原佐都(土屋)が、理不尽な一族のしきたりなどに立ち向かい奮闘する“アフター・シンデレラ・ストーリー”です。

<ドラマ『やんごとなき一族』の関連記事>

原作は、こやまゆかりさんが講談社「Kiss」で連載中の同名コミック。下町で育った佐都は、江戸時代から400年以上続く名家で、不動産事業を手がけ莫大(ばくだい)な資産を有する深山家の次男・健太(松下洸平)と結婚。

誰もがうらやむ豪華絢爛(けんらん)な一族の栄華の影にある、“嫁VS姑(しゅうとめ)”、“本妻VS愛人”の戦いや後継者争い、いまだに残っている“男尊女卑”など、壮絶な試練の数々に真正面から立ち向かう姿が描かれます。

毎週放送後、フジテレビュー!!独自の【あらすじ完全版】を掲載中。ここでは、その記事をまとめて紹介します。

<ドラマ『やんごとなき一族』は、FODでも配信中(最新回は期間限定で無料)>

<第1話>“アフターシンデレラストーリー”開幕!

母の良恵(石野真子)と2人で下町の大衆食堂「まんぷく屋」を切り盛りする篠原佐都(土屋)は、かねてより交際してきた深山健太(松下)にプロポーズされ、それを受け入れる。

佐都が健太の実家へあいさつに行くことになった日、2人を迎えに、1台の高級リムジンが店の前に現れる。なんと健太は、江戸時代から400年以上続く名家で莫大(ばくだい)な資産を有する一族・深山家の御曹司だったのだ。

その後、2人は深山家に到着するが、父・圭一(石橋凌)から命令された健太の母・久美(木村多江)によって、佐都は門前払いを食らってしまい…。

>>第1話あらすじ完全版

(4月21日更新)

<第2話>正妻VS愛人!襲い掛かる非情な掟

深山佐都(土屋太鳳)は、入院した母・篠原良恵(石野真子)を見舞いたいと懇願。しかし、義祖母の八寿子(倍賞美津子)が佐都の申し出を許さず、深山家の跡取りである健太(松下洸平)と結婚した以上、深山家の発展に人生のすべてを捧げるのは当たり前だと?責する。

その後、帰宅して事情を知った健太は、すぐに良恵のところへ行くよう佐都に告げる。深山家の理不尽さを訴える健太は、八寿子らに対し、自分の家と佐都の実家の両方を夫婦2人で守っていくと宣言した。

健太に従い屋敷を出ようとした佐都は、深山家へ来訪した葛西綾(小沢真珠)と玄関でぶつかってしまう。この時、佐都はまだ、綾と深山家の関係を知る由もなく…。

>>第2話あらすじ完全版

(4月28日更新)

<第3話>政略結婚した大介(渡邊圭祐)とリツコ(松本妃代)が離婚!?

佐都(土屋太鳳)を健太(松下洸平)の妻として認めようとしない義父・圭一(石橋凌)は、さらなる策略をめぐらせる。圭一は、かつて健太が慕っていた立花泉(佐々木希)を彼の秘書にしたのだ。

だが、すでに健太は佐都だけを愛しており、2人は間もなく迎える2人一緒の誕生日に旅行を計画。ところが、圭一が健太に同行するよう命じた福岡出張が誕生日と重なり、旅行の計画は頓挫してしまう。

健太が圭一と出張に出かけた日、クルーザーで遊んでいた有沙(馬場ふみか)から後片付けを頼まれた佐都。断り切れない佐都が掃除をしていると、リツコ(松本妃代)が現れ、佐都を連れ出して誕生日パーティを開催する。

同じ深山家の嫁として佐都を励まし、深山家に対する愚痴をこぼすリツコだったが、ふとスマホを見ると顔色を変え、パーティをおひらきにすると言いだし…。

>>第3話あらすじ完全版

(5月5日更新)

<第4話>離婚をかけたミッションに佐都(土屋太鳳)と健太(松下洸平)は…

深山佐都(土屋太鳳)は、大介(渡邊圭祐)とリツコ(松本妃代)の離婚に加担したと、圭一(石橋凌)の怒りを買い、深山家から追い出されようとしていた。「チャンスがほしい」と圭一に頼み、佐都は健太(松下洸平)と2人で頭を下げる。

圭一は、新たに建てる商業ビルにパリの有名レストラン「ソリマチ」を招聘することを条件として提示。必死に「ソリマチ」のオーナー・反町を探し、ようやく対面することに成功した健太だったが、反町は日本での出店に難色を示す。

健太は、反町のバックに“マダムキリコ”(長谷川京子)という人物がいるとの情報を得るが、そのマダムキリコは謎だらけで…。

>>第4話あらすじ完全版

(5月12日更新)

<第5話>有沙(馬場ふみか)の望まぬお見合いをめぐる波乱の展開!

深山佐都(土屋太鳳)と健太(松下洸平)に新たな問題が襲いかかる。末っ子の有沙(馬場ふみか)に見合い話が持ち上がったのだ。

相手は貿易会社の御曹司・香川友貴(森田甘路)。健太は、家のつながりを重要視する圭一なら、この縁談にはのらないだろうと有沙を慰めた。

ところが、見合いの席で香川家の経歴を耳にした途端、圭一の目の色が変わる。

佐都と健太、久美(木村多江)は有沙の縁談を考え直すよう圭一を説得するが、圭一は聞く耳を持たない。困り果てた佐都と健太は、有沙との縁談を断ってもらうよう香川に直接頼み込む。しかし、その間に有沙が家から姿を消していて…。

>>第5話あらすじ完全版

(5月20日更新)

<第6話>美保子(松本若菜)の過去判明で新たな波乱!?

深山佐都(土屋太鳳)と健太(松下洸平)は、圭一(石橋凌)が強引に進めた有沙(馬場ふみか)の縁談話を止めようとしたが失敗し、落胆。ところが、あれだけ香川友貴(森田甘路)との結婚を嫌がっていた有沙は、香川を気に入り、早々に婚約してしまう。

2人の結婚準備を圭一に託された明人(尾上松也)と美保子(松本若菜)。美保子は、佐都と義母・久美(木村多江)に婚約祝いをお茶会にしようと提案する。3人の話を聞いた八寿子(倍賞美津子)は、佐都にお手前で客をもてなすよう厳命。佐都は美保子の雑用と茶道の稽古に忙殺される。

そんな時、佐都と健太は良恵(石野真子)に呼び出される。「まんぷく屋」が軒を連ねる商店街の目と鼻の先にある深山グループの土地に、ショッピングセンター誘致の話が持ち上がったのだ。

自分たちへの嫌がらせだと圭一に詰め寄る健太だが…。

>>第6話あらすじ完全版

(5月27日更新)

<第7話>泉(佐々木希)が覚醒!佐都(土屋太鳳)は体調を崩し…

深山佐都(土屋太鳳)は、有沙(馬場ふみか)の婚約披露お茶会を成功させ、義母・久美(木村多江)だけでなく義祖母・八寿子(倍賞美津子)の信頼を得た。

そして健太(松下洸平)は、佐都の実家「まんぷく屋」らが反対していた、圭一(石橋凌)のショッピングセンター誘致計画を阻止。祝杯をあげる中、佐都の母・良恵(石野真子)が佐都の妊娠に気づく。

幸せの絶頂にいる佐都だが、深山家での出産にはさまざまな、しきたりがあることを知る。

そんな時、健太の秘書・立花泉(佐々木希)の父・隆(篠井英介)が環境大臣に就任したことを知った圭一は、ほくそ笑む。圭一はまだ佐都を深山家から追い出す手段を考えていた…。

>>第7話あらすじ完全版

(6月2日更新)

<第8話>佐都(土屋太鳳)、泉(佐々木希)と最終決戦!

深山佐都(土屋太鳳)は、健太(松下洸平)との子どもを身ごもる。

しかし、義父・圭一(石橋凌)の思惑によって動き始めた健太の秘書・立花泉(佐々木希)の、健太への猛アプローチを目の当たりにし、佐都は体調を崩してしまった。

佐都の母・良恵(石野真子)から「佐都と別れてほしい」と頭を下げられた健太は、良恵に佐都と子どもを守ると宣言。そんな健太に良恵は、絶対に負けないことを約束させる。

同じ頃、泉が佐都が入院する病室を訪れる。健太と別れるよう促す泉に、佐都は絶対にギプアップしないと言い、彼女を追い返すが…。

>>第8話あらすじ完全版

(6月10日更新)

<第9話>深山家で強く求められる男児!佐都(土屋太鳳)のお腹の子は…

深山家に、圭一(石橋凌)の妹・春菜(キムラ緑子)がやってくる。春菜は毎年決まった時期に深山家にやってきて、滞在中は美保子(松本若菜)と過ごすのが恒例だった。

しかし、妊娠を表明したばかりの美保子を外出させられないと、安定期に入った佐都(土屋太鳳)が相手をすることに。佐都は春菜に、アイドルのヤマト(内藤秀一郎)が出演する舞台に連れて行かれる。春菜はヤマトの熱烈な追っかけをしていたのだ。

そんな中、深山家で大事な骨董品が無くなるという事件が起こる。

>>第9話あらすじ完全版

(6月16日更新)

<第10話>佐都(土屋太鳳)と健太(松下洸平)に訪れる涙の別れ

義父・深山圭一(石橋凌)に偽の妊娠を見抜かれ、ナイフに手を伸ばした義姉・美保子(松本若菜)。彼女を止めようとした佐都(土屋太鳳)は、急に産気づいてしまった。

義母・久美(木村多江)が使用人たちに指示を出し、佐都は深山家のリビングで無事に女の子を出産。その後、佐都は赤ちゃんとともに病院に移り、健太(松下洸平)、久美、母・良恵(石野真子)らに囲まれ、幸せな時間を過ごす。

退院した佐都が深山家に戻ると、圭一は赤ちゃんの顔を見ることなく「早く男の子を産め」と命令。それを拒む佐都に圭一は激怒する。

そんな中、長らく姿を消していた明人(尾上松也)が突如深山家に戻ってきて、その理由を知った健太たちは驚く。さらに、佐都と健太の仲を揺るがす出来事が起き…。

>>第10話あらすじ完全版

(6月23日更新)

<最終話>佐都(土屋太鳳)、“やんごとなき一族”へ逆襲!

深山佐都(土屋太鳳)は、娘の凛を連れて深山家から出て行く。夫の健太(松下洸平)が、佐都と出会ってからの記憶を失くしてしまい、別人のようになってしまったからだ。

義父・圭一(石橋凌)はこれで自分の思惑通りになったとほくそ笑むが、女性を見下す彼の態度に、とうとう義母・久美(木村多江)の堪忍袋の緒が切れる。

一方、万野誠(石黒賢)と手を組んだ明人(尾上松也)は、健太が記憶を失ってもなお、圭一が自分ではなく彼を跡取りにしようとしていることを知り、深山家そのものを潰してしまおうとしていた。その計画が実行に移され、深山グループに経営破綻の危機が訪れて…。

>>最終話あらすじ完全版

(6月30日更新)