松坂桃李&広瀬すず、事務所での立場の変化を実感「成長っていうか、老い」
5月8日、映画「流浪の月」のフレッシャーズ試写会が行われ、主演の広瀬すずさんと松坂桃李さんが登壇しました。
客席を埋めたのは、この春に晴れて社会人としてのスタートを切ったばかりのスーツ姿の新入社員52名。イベントは、2人が新社会人の質問に答える形で進行しました。
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イベント終了後に、広瀬さんと松坂さんにフジテレビ『めざましテレビ』の永尾亜子アナウンサーがインタビューしました。
松坂桃李の新人時代「若さゆえに“よくあんなことできたな”って思うこと」
「今、成長を実感する瞬間」を聞かれた広瀬さんと松坂さん。
松坂さんの所属する事務所は忘年会があるそうで、「若い順にあいさつをしていくんです。うちの事務所は男性でいうと、一番上が中村倫也さんで、僕、菅田将暉なんですよ」とコメント。
続けて、「だから、(あいさつが)めちゃくちゃ最後の方で。それが、成長っていうか、老い(笑)」と笑いながら答えました。
広瀬さんは、「私も(事務所の中で)一番下だったのが、(今では)上側に入るんです。私よりも後に(事務所に)入った方でも、私とほぼ、世代が変わらないんです」と明かしました。
そして、「急に『すずさん!』って呼ばれるんです。笑っちゃいますよね(笑)。『すずさん』って言われることがすごく増えて…」としみじみ。
また、「若さゆえに“よくあんなことできたな”って思うこと」を質問されると、松坂さんは新人時代の失敗談を告白。
「デビューのときに、熟練のカメラマンに『そのバミリ(立ち位置などの目印)のところまで行って、セリフ言って!』みたいなことを言われて、“バミリ”っていうワードもわからず、『バミリってなんだろうな?』って(うろうろしながら)やってたら、『バカヤロー!』みたいな」
「(カメラマンに)『お前、そんなこともわかんねえのか!もういいよ現場に来なくて。帰れ!』みたいなことを言われたんですけど、『帰りません!』って。よく言えたなと思って」と回想。
広瀬さんは、映画デビュー作「海街diary」でのエピソードを披露しました。
「クランクインしても、台本をもらわずにやることになって。(台本が必要か)聞かれて『いらないです』って言ったんです。(台本がありか、なしか選べたのに)なんでそこで私が、いらないと思ったのか。なんでって感じですよね」と自身も不思議そうに回答。
これに対し松坂さんは「かっこいい!」と返しました。
作品概要
雨の夕方の公園で、びしょ濡れの10歳の家内更紗(広瀬すず)に傘をさしかけてくれたのは19歳の大学生・佐伯文(松坂桃李)。
引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、部屋に入れてくれた文のもとで、更紗はそのまま2か月を過ごすことになる。が、ほどなく文は更紗の誘拐罪で逮捕されてしまう。
それから15年後。“傷物にされた被害女児”とその“加害者”という烙印を背負ったまま、更紗と文は再会する。
しかし、更紗のそばには婚約者の亮(横浜流星)がいた。一方、文のかたわらにもひとりの女性・谷(多部未華子)が寄り添っていて…。
映画「流浪の月」は、5月13日(金)より、全国ロードショー。
©2022「流浪の月」製作委員会
配給:ギャガ
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