夫婦が望む場合には、結婚後も夫婦がそれぞれ結婚前の氏を称することを認める制度である「選択的夫婦別姓(氏)」制度。
選択的夫婦別姓は、近年の選挙でも争点になるなど、日本の社会問題として話題に上ることも多くなってきました。
世界では夫婦別姓制度を採用している方が多いとか、江戸時代は農民や町民には苗字の使用は許されていなかったとか。日本も昔は別姓だった、「そう言えば昔、佐藤くん、鈴木くんというお菓子があったな…」などなど、これまで姓について深く考えてこなかった人たちにとっても、関心が持てる機会も増えてきているのでは?
なお、例文の“選択的夫婦別居”ですが、こちらはパートナーの同意さえあれば、即選択可能です。
「私の妻は、選択的夫婦別居を希望しています」を英語で言うと…
My wife hopes the government allows a choice of marital separation for married couples.
Point: 選択的夫婦別居 = a choice of marital separation for married couples
近年話題に上がっている選択的夫婦別姓制度ですが、英語では決まった言い方はありません。
そのため、英語で言う時はmarriage with separate surnames などで表現できます。
separate surname は別姓となり、same surname は同姓という意味になります。
他にも婚姻や交際に関する表現として、
dating = 付き合っている
living together = 同棲している
de facto marriage = 事実婚
same-sex marriage = 同性婚
などがあります。
「a choice of marital separation」、ぜひ使ってみましょう。それではまた次回!
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