映画「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」の1本目「復讐者スカー」の公開記念舞台挨拶が5月21日に行われ、主演の山田涼介さん、本田翼さん、ディーン・フジオカさんらキャスト陣が登場しました。
<渡邊圭祐 山田涼介のさりげない心遣いに「やっぱスターは違う」>
原作の連載開始20周年の新プロジェクトとして、2017年に実写映画1作目が公開。本作はその続編となり、それぞれ5月20日(金)、6月24日(金)より二部作連続公開されます。
今作で山田さん演じるエドワード・エルリックは、最強の敵・傷の男(スカー/新田真剣佑)と対峙します。
蓮佛美沙子は、家でいかに快適に過ごすかに命をかける“家マニア”
イベントでは、キャスト同士で撮影中に聞いてみたかったことという話題に。
山田さんは、渡邊圭祐さんに「この現場で一番驚いたことは?」と質問。
渡邊さんは「特殊な現場で、気持ちを作るのがなかなか難しかったんです。でも待機中も皆さん役のままでいて、気持ちが切れそうなときに山田くんを見ると『エドだ!』とその世界観に戻してくれて。『これが役者か、これがプロか』というのを学びました」と紹介。
そんな渡邊さんは、「ウィンリィは露出の多い服装でしたが、肌のケアはされていたんですか?」と、本田さんに質問。本田さんは「それは、曽利(文彦監督)さんの編集じゃないですか?」と笑わせました。
続く本田さんは、蓮佛美沙子さんに「今回の現場は、筋肉マニアとゲームマニアが多い現場でしたが、蓮佛さんは何マニア?」と質問。
蓮佛さんは「家が大好きなので、家マニア。家でいかに快適に過ごすかってことに命をかけて生きてます。最近は、きれいな空気を吸いたいので、観葉植物を買いました」と答えました。
蓮佛さんは、ディーンさんに「現場で、とにかくずっとミット打ちされてて、ものすごい熱量だったんですが、あれはこの現場ならではですか?」とクエスチョン。
ディーンさんは「常にではなくて、汗をかく芝居で、油を足したり霧吹きで手助けしてもらうんですけど、それを自家発電でやろうとしてたわけです」と回答。
その姿を見ていた山田さんも「プロみたいな、戦ったら本当に強いだろうなってレベルで。後半には、蹴りも出されてて『スゲーな』と思いました」と振り返りました。
ディーンさんから、「現場で待機中に何してましたか?」と聞かれた本郷奏多さんは、「僕は遠い位置でジッとしてました。体力を使いたくないんですよ、めっちゃ頑張ってもギャラって変わらないじゃないですか?」とジョーク交じりにコメント。
「端っこで来るべきときを待って、為替相場とかをチェックしてました。良かったらおすすめの銘柄とかもありますので」と声のトーンを上げると、ディーンさんも「あとでぜひ!」と微笑みました。
そんな本郷さんは、山田さんに「山田くんは、年収いくらくらい?」「せめて納税額だけでも」と尋ねたものの、当然、答えてもらえず。最終的には「好きな女性の仕草は?」と、今作と全然関係のない質問に。
山田さんは、「恥ずかしがらずに、口を大きく開けて笑う人がすごく好きです。心の底から笑ってるのを見るとキュンとします」と明かすと、本郷さんは「ですって、皆さん良かったですね」と客席に呼びかけました。
ディーンさんも「俺も知りたかった」と、本郷さんを称賛しました。
最後に、山田さんから舘ひろしさんに「長く俳優をやられていますが、保つ秘訣はありますか?」と質問。
舘さんは、「ただただ知らない間にこんなに長くなっちゃった。自分の中では割と好きな仕事なので、仕事については100%でやろうとしてます」。
続けて「若いときは、すごくわがままで途中で帰ることがありました。20時からデートだから、18時に帰りますとか(笑)。今は、ちゃんと真面目にやります」と笑わせました。
<作品概要>
映画「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」
「復讐者スカー」全国公開中
「最後の錬成」6月24日(金)全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
©︎2022 荒川弘/SQUARE ENIX ©︎映画「鋼の錬金術師 2&3」製作委員会