岸谷五朗&西川貴教「２年前の真剣佑は捨て犬みたいだった」舞台への思いを語り合う

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毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げるトークバラエティ、フジテレビ『ボクらの時代』。

3月22日（日）の放送は、新田真剣佑、西川貴教、岸谷五朗が登場。2年前の舞台で一緒だったという3人は、登場して着席するまでの短い間でも息ぴったりのところを見せ「はしゃぎすぎ」と笑い合う。

現在、新田は岸谷が作・演出を手掛ける演劇ユニット「地球ゴージャス」の公演「星の大地に降る涙 THE MUSICAL」で座長を務めている。

岸谷：マッケン（新田）は、23（歳）にして初座長、周り全員年上だから。

西川：すごい変化じゃない？だってホントに最初にマッケンに会った時、もうシャイボーイすぎて。

岸谷：なんか、捨て犬みたいだったもんな。

新田：（笑）

岸谷：俺、よく段ボールに入ってるマッケンみたいなの（捨て犬）見たもん。

新田：ホントですか！？

西川：拾ってくれる人待ってるやつでしょ？

岸谷：そうそうそう（笑）。

西川：でもそれがホントに、今日も会って、座長の顔になってる感じがすごいして…。

岸谷が今回の稽古中の新田の様子を報告すると、西川は2年前と比べて格段に成長していると語り、新田は以前の自分が「そんな感じに見えてたんだ！」と笑う。

前日も稽古で一緒だったと話す岸谷と新田。「この役がどうしてもやりたかった」と話す新田は「肉体的にはすごく疲労してるけど、気持ち的には最高に幸せ」と、舞台への思いを語る。

西川は自身のことを「役者とは思えなかった」と話すが、「地球ゴージャス」の舞台をきっかけに、俳優業も積極的に挑戦するようになったのだと明かす。

岸谷：生活に困るとか、苦しい時期とかって（あった）？

西川：僕は音楽を始めて。

岸谷：バンド組んでたんだよね？

西川：それ二十歳くらいのときです。

岸谷：二十歳ぐらいか～。

西川：最初はまったく鳴かず飛ばずでしたから。2年くらいやって、「これは続けてても未来が見えないな」と思って。

バンドを解散して一人で再スタートしたことや、アルバイト経験談を明かす中で、岸谷と意外な共通点が発覚する。

一方「芝居をやるためにバイトしていた」という岸谷は、演劇があるたびに休むので大抵の雇い主から良く思われていなかったと回顧するが、一度だけ「岸谷くんを雇っていて良かった」と言われたそう。

演劇が思わぬところで役に立ったその出来事に、新田は「すごいな」と爆笑する。その新田は、8歳から続けている空手や学生時代の部活やアルバイト秘話を明かす。

そのほか「大人といる時間が長かった」という西川の幼少期の思いに、新田が「わかる」と共感する場面や、岸谷が舞台俳優を目指したきっかけ、「あきらめる」ということへの持論など、気心の知れた3人だからこそのリラックスしたトークが展開される。