フジテレビで放送される4月期の月9ドラマ『SUITS/スーツ2』のメーンビジュアルが公開された。
あわせて、シーズン1に引き続き、新木優子、中村アン、小手伸也、鈴木保奈美の出演も決定。「幸村・上杉法律事務所」の個性的なキャラクターを演じる面々がパワーアップして再集結し、今作を盛り上げていく。
『SUITS/スーツ2』は、全米メガヒットドラマ『SUITS』のシーズン2が原作。負け知らずの敏腕弁護士・甲斐正午(かい・しょうご)役を織田裕二、経歴詐称の天才ニセ弁護士・鈴木大輔(すずき・だいすけ)役を中島裕翔が前作に引き続き演じる。
この2人がさまざまな訴訟に向き合い、問題を解決していく重厚なストーリーと、海外原作ならではのユーモラスさとテンポのいい掛け合いが見どころのリーガルドラマだ。
それぞれのキャラクターがパワーアップして登場!
新木優子が演じる聖澤真琴(ひじりさわ・まこと)は、「幸村・上杉法律事務所」に勤務するパラリーガル(弁護士の業務をサポートする人)。父親は有名な敏腕弁護士で、幼いころから弁護士を目指すものの、法科大学院の受験に失敗し、“受験恐怖症”に。
そのため、弁護士に対して極度のコンプレックスを持ち、絶対に負けたくないと意固地になることも。パラリーガルとしてはとても優秀で、事務所でもトップクラスの調査能力を持つ。
職場恋愛に対しては慎重だったが、大輔の人間的な魅力に徐々にひかれていき…。真琴と大輔の恋の行方も気になる。
中村アンが演じる玉井伽耶子(たまい・かやこ)は、「幸村・上杉法律事務所」に勤務し、十年来の甲斐の秘書。おしゃべりとゴシップが大好きで、頭の回転が速く、人心掌握術にたけ、かゆいところに手が届く才色兼備の女性。
大学卒業後に検察事務官になり、そこで甲斐と出会う。甲斐と仕事をするうちに、互いに信頼を深め、甲斐が弁護士に転身したタイミングで秘書に。独特の観察眼を持ち、甲斐だけでなく大輔や真琴らのよき相談相手でもある。
一方で、親身になるフリをしながら、事務所が円滑に回るために相手を操ることも…。甲斐と事務所に忠誠を誓う影の立役者。
小手伸也が演じる蟹江貢(かにえ・みつぐ)は、「幸村・上杉法律事務所」に所属するジュニアパートナー弁護士。甲斐とは若手のころからしのぎを削ってきたライバルで、ことあるごとに衝突している。
極度のひねくれ者で嫌味なところがあり、上には迎合、下には圧力をかけがちだが、根本的にはお人よしで、どこか憎めない一面を持つ。経済分野が得意で、事務所では甲斐と肩を並べる稼ぎ頭。
最大の自慢は、ハーバードのロースクール出身であること。甲斐と大輔のバディに嫉妬したり、足を引っ張ろうと画策したりする蟹江の煩わしさは今作も健在だ。
そして、鈴木保奈美が演じる幸村チカ(ゆきむら・ちか)は、日本の四大法律事務所の一つ「幸村・上杉法律事務所」の代表弁護士。検事時代に八方ふさがりになっていた甲斐を救い、弁護士として引き取った。そのため、傲慢(ごうまん)な甲斐が唯一頭の上がらない存在。
代表として誰に対しても正当な評価を下し、事務所を“家族”のように愛している。そのため、事務所の秩序を壊そうとする者に対しては容赦ない対応をとる。
前作で、大輔の経歴詐称について知ってしまったチカが、今作でどのように動くのか!?
メーンビジュアルにはある仕掛けも!
メーンビジュアルは、前作より大きくスケールアップした「幸村・上杉法律事務所」の豪華セットで撮影。織田を中心に「幸村・上杉法律事務所」で働く華やかなキャストが脇を固め、今作ならではの事務所の一体感や対立関係をこの1枚で表現している。
また、メーンビジュアルには1つ仕掛けが…。窓外に目をやり、こちらに背を向けて映っている、男は一体誰なのか。物語だけでなく、メーンビジュアルにまで伏線を張り巡らせる『SUITS/スーツ2』。続報にも注目!
<新木優子 コメント>
――『SUITS/スーツ2』の放送が決まった時の率直な感想は?
自分の中ですごく思い入れのある作品の一つで、『SUITS/スーツ』の現場はファミリー感やチームの一体感があって好きだったので、もう一度皆さんとご一緒できることはすごくうれしいです!
――自身の役柄への思いをお聞かせください。
私自身、この1年半でまったく違う役をいくつかやらせていただき、聖澤真琴の演じ方が変わってないかという不安はありました。でも、この現場に入ると真琴を演じる上で大切にしていたことがよみがえってきました。
シーズン2の真琴は、試験恐怖症とちゃんと向き合うというところが一番大きい部分だと思うので、そこはしっかりと向き合って演じていければと思います。
――共演者についてはいかがですか?
このファミリーと再び集まることができてすごくうれしかったです!皆さんに会うことによって真琴を取り戻すことができました。この空気感が懐かしいなと思いながらも、これからの撮影がすごく楽しみです。役としては、大輔(中島裕翔)が戻ってきたことが大きく、真琴に何か変化をもたらしてくれるのかなと思っています。
――番組を楽しみにしている視聴者に向けメッセージをお願いします。
シーズン1を楽しんで下さった方はもちろん、シーズン1をまだ見ていない方も、シーズン2からでも楽しめるポイントがたくさんあります。1話完結のスッキリ見られる作品で、どの世代の方にも楽しく見ていただける作品だと思います。パワーアップして帰ってくるので、楽しみにしていてください!
<中村アン コメント>
――『SUITS/スーツ2』の放送が決まった時の率直な感想は?
続編をやらせていただくことが初めてで、さらにシーズン1の最後のほうに“(続編が)あったらいいね”と言っていて、それが実現してすごくうれしかったです!
――自身の役柄への思いをお聞かせください。
玉井は、いい意味でそのままの私のパブリックのイメージに近い役柄で、いろんなところで「スーツ見てるよ」、「役がステキ」と言っていただくことが多かったので、前回の玉井をよりパワーアップさせられたらいいなと思います!
また、前回は甲斐先生やチカと少し距離がある感じがしたので、今回は年齢など関係なく対等な立場としてグッと近寄ることを意識しています。また、この1年半で違うお仕事を通して、自分がお芝居で成長できたことをちゃんと発揮できたらいいなと思っています。
――共演者についてはいかがですか?
シーズン2なので、皆さんすごい自然な感じで、一緒にお昼ご飯を食べたりしていて。意外と皆さんと久しぶり感がなく普通です(笑)。前室と本番がそんなに変わらない感じがすごく良くて、“あうん”の呼吸という感じがします。すごくいいチーム感です!
――番組を楽しみにしている視聴者に向けメッセージをお願いします。
前回に引き続き見てくださる方も、今回から新しく見てくださる方にも楽しんでいただける作品になっていると思います。また、私たちのファッションなど、女性ならではのポイントも注目して楽しんでいただければと思います!
<小手伸也 コメント>
――『SUITS/スーツ2』の放送が決まった時の率直な感想は?
素直にうれしかったです。ファンの方たちならご存じだと思いますが、アメリカで放送している原作の『SUITS』もシーズン2からより面白く、作品の本領を発揮してくるところがあります。
僕らもそれを感じながらシーズン1をやっていたところがあって、続編に関してはすごく意識はしていました。それが実現して、また演じられることの喜びがあります!
――自身の役柄への思いをお聞かせください。
原作のルイス・リットにあたる蟹江貢を演じるため、シーズン1の時にプロデューサー「すごい大事な役だから」という非常にありがたい言葉と共にプレッシャーを与えていただいていたんです。シーズン2をやるにあたっても、「この作品は蟹江にかかっているんで」というより大きなプレッシャーをもらいました。
甲斐と蟹江はお互いを意識し合うライバル的な関係で、そこに大輔が入ってきて少し関係性が変化していき、今回は人間関係の濃度がさらに濃くなると思います。シーズン1の蟹江はコメディー感が強かったかと思いますが、今回はコメディー部分を担うだけではなく、人間としての蟹江をお楽しみいただけるように、より役に踏み込んでいきたいなと考えています。
――共演者についてはいかがですか?
シーズン1を通して築き上げてきたチームワークみたいなものをそのまま踏襲できる強みはすごくあると思いました。やっぱり、久しぶりにみんなが集結した時はすごくホーム感がありましたね。
織田さんも「これは事務所の人間関係を描いているけど、大きく見れば家族の話だよね」みたいなことをよくおっしゃっていて。本当にホーム感のあるいい雰囲気の現場です。
――番組を楽しみにしている視聴者に向けメッセージをお願いします。
原作のシーズン2の内容をできるだけ踏襲しながら、日本版でやることのオリジナリティーを大事に考えているので、原作を知っている人も知らない人も楽しんでいただける作品を目指しています!どうかご期待ください。
<鈴木保奈美 コメント>
――『SUITS/スーツ2』の放送が決まった時の率直な感想は?
だから言ったでしょ。やるって(笑)。準備は万端です。楽しみにしております!
――自身の役柄への思いをお聞かせください。
シーズン1以上にいろんな意味で深めていきたいなと思っています。私自身も原作を見ているので、どうしてもジェシカさん(リカ役にあたる原作のキャラクター)のイメージで演じようとしてしまう部分があって。まだ少し自分の中でバランスが難しいところもありますが、もう少し思い切ってチカのキャラクターを強めていきたいなと思います。
また、甲斐、蟹江、周りのメンバーとチカの関係性などがシーズン1以上に見えてくると思います。
――共演者についてはいかがですか?
シーズン1が終わって、皆さんそれぞれ他の現場で活躍していて、また集まったところで、それぞれが1年間あたためてきたモノがきっとあると思います。絶対成長してると思うし、「絶対パワーアップしようね」という感じは共通認識であります。
撮影中もベースがある分、台本に対するディスカッションなどもよりスムーズになっていると思います。事務所のメンバー全員がそろうシーンはなかなかないのですが、ポスター撮影など、スタートダッシュの時期にみんなで一緒にいることが多かったので、さらに結束を高められたと思います。
――番組を楽しみにしている視聴者に向けメッセージをお願いします。
すべての面でよりパワーアップしていきたいと思っていますし、きっとそうなると思います。それから、私たち自身も驚くような多彩で強力なゲストもいらっしゃいます。シーズン1の魅力を欠くことなく、さらに倍増させてお届けできると思います!
<後藤博幸プロデューサー コメント>
シーズン1で実現できなかった事務所のメンバー全員での撮影。そして原作の舞台であるニューヨークの街並みに負けない東京・丸の内の風景をメーンビジュアルにしました。背景にある丸の内の街並みは、シーズン1が終わってから1年以上ずっと丸の内を一人で歩き回り、「ここがベストの場所だ」と思ったこだわりの場所です。
さらに、キャストの皆さんが約1年半、それぞれ他の現場で経験を積んで、パワーアップして帰ってきた感じと、このメンバーは“ファミリー”と織田さんが普段からおっしゃっていますが、そんな6人をまるで“家族写真”のように表現しています。
そして、窓の外を見ている男が一体誰なのか、予想してみてください。後ろ姿も最高です(笑)。