みなさんは被写界深度という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

写真好きの方ならすぐにピンとくる用語ですが、そうでなければ遭遇しないまま現世を終え、三途の川を渡る人も多いと思います。

被写界深度とは、ピントを合わせた部分の前後のピントが合っているように見える範囲のことです。

これでは全くピンと来ないと思いますので、ざっくりいうとスマホのポートレートモードで撮影したときのように、被写体の背景をボカすための設定値とお考えください。

被写界深度が浅いとぼけ、深いとくっきり見えるというカラクリです。

被写界深度へのピントが合ったところで例文を学んでいただけますと、例文の面白さがフォーカスされること請け合いです。

うちの防犯カメラにポートレートモードでインスタ映えした泥棒が写っていた。

「ポートレートモード」を英語で言うと…

An instagenic robber was captured on our security camera in Portrait Mode.

Point: ポートレートモード = Portrait Mode

特定の人物に焦点を当てることが、Portrait = 肖像(画) のようであることから、Portrait Modeと言います。

Portraitだけでは絵というイメージが強いので、人物にフォーカスした写真の場合はPortrait photoの方が好ましいです。

写真に関連するワンランク上の表現として、Landscape or portrait? = (写真は)横向きが良い?縦向きが良い? という表現もあるので覚えておきましょう。

Landscape = 風景画 は一般的に幅広い範囲を撮ることが多いため横向き・水平となり、 Portrait は人物を撮ることが多いため縦向き・垂直という意味になるのですね。

「Portrait Mode」など、使ってみましょう。それではまた次回!

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