斎藤工&向井理が映画「イチケイのカラス」に!「光栄かつ身の引き締まる思い」
向井理さんと斎藤工さんが、映画「イチケイのカラス」に出演することが発表されました。
講談社「モーニング」で連載された同名コミックを原作に、2021年4月期にフジテレビ系列月曜9時枠で放送された連続ドラマ『イチケイのカラス』。東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)を舞台にした、リーガルエンターテインメントです。
伝家の宝刀“職権発動” (刑事訴訟法128条【検証】に基づき、事実発見のために必要な時は裁判所主体で検証を行うことができる)を駆使し、一つひとつの事件に粘り強く向き合う、自由奔放で型破りな裁判官・入間みちお(竹野内豊)と、みちおとは対照的で、東大法学部出身で立身出世をすべく努力を惜しまず、超ロジカルなエリート裁判官・坂間千鶴(黒木華)、その他個性豊かイチケイメンバーの活躍がコミカル&ビターに描かれ、視聴者を魅了しました。
そんな『イチケイのカラス』の映画化が決定。ドラマの最後に別れたみちおと坂間のコンビが復活。あれから2年後のストーリーが描かれます。
田中亮監督が「うれしさと驚きのあまり目が点に」と語るキャスティング
この度、“イチケイ”の世界に新たに登場するキャストが発表。みちおと対峙する防衛大臣役を向井理さんが、坂間とバディを組む地方の弁護士役を斎藤工さんが演じることが決定しました。
ドラマ『悪女(わる)〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜』(日本テレビ)や 『正月時代劇 幕末相棒伝』(NHK)など多くの出演作で注目を集め、舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」で主人公のハリー・ポッター役を務めていることでも大きく話題となっている向井さんが、史上最年少のエリート防衛大臣・鵜城英二(うじょう・えいじ)を演じ、国家権力を背景に、みちおの最大の敵として立ちはだかります。
そして、今年5月に公開した「シン・ウルトラマン」でウルトラマンになる男役で大きな話題となり、2022年関東地区上半期CMランキング(ビデオリサーチ調べ)では堂々の第一位、老若男女問わず人気を集め続ける斎藤さんが、日本中を飛び回る心優しき正義の弁護士・月本信吾(つきもと・しんご)役に。
「シン・ウルトラマン」では人類を守るために戦った斎藤さんが、今度は地方の町の人々を法の力で守るべく戦います。裁判官から新たに弁護士として働く坂間にとって、新しい世界を魅せる頼れる兄貴的存在でもあり、次第に坂間は惹かれていき…。
2人の出演に関して、田中亮監督は「願っていた通りのキャスティングが決まった瞬間、うれしさと驚きのあまり目が点になってしまいました。この映画の最も重要なゲストである二役には当初からキャスティングのイメージが明確にありました」と、熱望していたキャスティングだったことを明かしました。
さらに「斎藤さんと向井さんの魅力に彩られて、激しくも温かい人間模様がスクリーンいっぱいに広がりました。ぜひ楽しみにしていてください」とコメントを寄せています。
「ハリー・ポッター」、「シン・ウルトラマン」でともに“世界的に有名なヒーロー”を演じ、確固たる人気と実力を誇る2人が、「イチケイのカラス」では竹野内さん、黒木さんとともに、“法と正義の戦い”に挑みます。
特報映像&ティザービジュアルも初解禁!
さらに、本編初公開となる、特報映像とティザービジュアルも初解禁。「職権を発動します!」という“イチケイ”ならではの、みちおの名台詞から始まる本映像。型破りなクセ者裁判官・入間みちおと真面目すぎるエリート裁判官・坂間千鶴の相容れない2人が、ついにスクリーンへ。
今回挑むのは、なんと国家権力。坂間の新バディとして登場した月本や史上最年少の防衛大臣・鵜城が、2人へどのように関わってくるのか。まだまだベールに包まれている本作ですが、映像の中では感情をむき出しにするシリアスなみちおと、なぜか涙する坂間の姿が…?
普段見せない2人の表情から、開けてはいけないパンドラの箱の中に隠された秘密が、すさまじいものであることを予感させます。 “イチケイ”らしいコミカルな要素の中に重厚な人間ドラマもぎゅっと詰まった期待高まる映像に。
そして、併せて解禁となったティザービジュアルは、法服を着て木槌を持つ裁判官らしいみちおの姿に、「今度は国を怒らせちゃった?」といつも通りのマイペース発言。他職経験制度で弁護士として働く坂間は、弁護士バッジをつけて姿を一新。法廷を背景に、凛々しい佇まいの月本と鵜城も加わり、映画版へさらにスケールアップした煌びやかなビジュアルに仕上がりました。
このビジュアルは、9月16日(金)より全国の映画館(一部劇場を除く)にて順次掲出されます。
<斎藤工 コメント>
新機軸で画期的なテレビシリーズをいち視聴者として愉(たの)しく拝見していたので、そんな魅惑の世界線の仲間に入れていただくことは、光栄かつ身の引き締まる思いでした。
私の演じた人権派弁護士・月本信吾の背負っているモノ、社会や地域との距離感、眼差しは、現代の司法の光と影の象徴とも言えると思います。
そして、今や世界的な撮影監督である四宮秀俊さんが田中亮監督と共に切り撮る今回の劇場版イチケイのカラスは、法律で介入出来ない地方や中央のグレーな部分にメスを入れながらも、ドラマシリーズの持つ軽やかさ、ポップさが織りなす新たなリーガル作品になるのでは無いかと、いち映画ファン、いちイチケイファンとして完成を心待ちにしております。
<向井理 コメント>
オファーをいただいた時、数ある法廷ものの作品のなかでも今までと違う視点で描かれる作品という印象があったので、出演がすごく楽しみでした。連ドラからのチームに映画から参加し、初めましての方も多かったですが、その中でも違和感なく過ごせたのはチームの皆さんのおかげでした。
今回演じた鵜城英二は、野心的な政治家の面もありつつ、ステレオタイプな政治家ではない部分もあったりといろんな要素がある役です。少ない登場シーンの中でどう人間性を出していくかが難しく、現場で監督とすり合わせていきました。
僕も個人的に傍聴席に行ったことがありますが、法廷には本当に筋書きのない物語がたくさんあると思います。今作は法廷で生まれるドラマとしての面白さだけじゃなく、いろんな人たちの人間関係や張り巡らされた複雑な伏線が回収されていく爽快感がたくさんあると思いますので、ぜひ劇場で体感していただければと思います。
<映画「イチケイのカラス」概要>
ストーリー
入間みちおが、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)を去って2年。異動先の熊本で多くの「みちおの犠牲者」を出したみちおは、岡山県瀬戸内の長閑な町に再び異動になっていた。
異動早々、みちおが担当することになったのは、平凡な主婦が史上最年少防衛大臣に包丁を突きつけたという傷害事件。事件の背景には、近海で起きたイージス艦と貨物船の衝突事故が関係していた。不審点だらけの衝突事故。みちおはもう一度調べようと動き出す。
だが、イージス艦の航海内容は全て国家機密。みちおの伝家の宝刀「職権発動」が通用しない難敵であり、さらに最年少防衛大臣・鵜城英二が立ちはだかる…!!
一方、坂間千鶴は、「裁判官は必ず他職を2年経験しなくてはいけない」 という慣習から、弁護士として活動を始めていた。配属先は…奇しくもみちおの隣町…!
そこで出会った人権派弁護士・月本信吾と新たにバディを組み、小さな事件にも全力投球していく。そして、人々の悩みに寄り添う月本の姿に、次第に心惹かれていく…。
そんな中、町を支える地元大企業のある疑惑が浮かび上がる──。
2つの事件に隠された、衝撃の真実。
それは決して開けてはならないパンドラの箱だった──!?
どうする、みちお…!!!?
映画「イチケイのカラス」は、2023年1月13日(金)全国公開。
製作:映画「イチケイのカラス」製作委員会
配給:東宝
©浅見理都/講談社
©2023 フジテレビジョン 研音 東宝 講談社 FNS27 社
最新情報は、映画「イチケイのカラス」公式サイトまで。
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