宮司愛海アナは「メモの鬼、取材の鬼」榎並大二郎アナが明かす素顔

毎週（月）～（金）15時45分～『Live News イット！』

めざましmedia編集部

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『Live News イット！』のメインキャスターを務めるふたりが、取材への思いを話しました。

10月３日（月）から、『Live News イット！』（以下、『イット！』）に、メインキャスターとして宮司愛海フジテレビアナウンサーが新加入。現在、メインキャスターを務める榎並大二郎フジテレビアナウンサーとタッグを組み、全国に最新のニュースを伝えます。

番組の“売り”のひとつが、榎並アナと宮司アナによる現場取材。インターネットで簡単に情報が手に入る時代だからこそ、現場でしか分からない空気感や自分の目で見たモノ、当事者の生の声を視聴者に直接届けます。

同時にスタジオでは、『イット！』が掲げる、「それそれ！」という共感や、「それ、知りたかった！」という発見を大事にしたニュースを一層追求。

榎並アナは報道の現場で、宮司アナはスポーツの現場で多くの人と接し、さまざまな場面を目撃してきました。そんなふたりがそれぞれの経験をもとに、フレッシュな感性で伝えていきます。

リニューアルスタートを間近に控え、榎並アナと宮司アナが、新セットの前で取材に応じました。

＜榎並大二郎アナ×宮司愛海アナインタビュー＞

――宮司アナの番組新加入が迫っていますが、今の気持ちは？

榎並：私は、（9月30日まで）現行の『Live News イット！』（以下、『イット！』）がありますので、改編後のことは、当日考えることになりそうです。当日、そこに飛び込んでいくだけだろうな、と思っております。

宮司：『イット！』は、（9月30日で卒業したメインキャスターの）加藤綾子アナウンサーと榎並アナで作り上げてきた歴史があります。それを引き継ぎながら、自分のスタイルを確立していくということに対して、やる気に満ちあふれている状況です。

――宮司アナは、加藤アナと何か話はしましたか？

宮司：まだお話ができていないのですが、これからいろいろと引継ぎといいますか、連絡してお話したいと思います。

榎並：宮司さんのことは絶対に気にしていると思いますが、アドバイスがあればきているはずなので、それがないということは、「大丈夫だよ」ってことなんだと思います。

――おふたりの共演経験とお互いの印象について教えてください。

榎並：単発のバラエティ番組で1回というレベルですが、宮司さんはそれも覚えていないようなので（笑）、本当にここが初顔合わせに近いですね。

宮司：レギュラー番組としては、初めてということになります。

榎並さんは、いじられキャラもできるし、『イット！』のように番組を回すこともできる、オールラウンダーな先輩。同僚としては、すごく交流しやすいフレンドリーな先輩であり、誰からも好かれる稀有な存在だと思っています。

誰に対してもやさしく、親切ですし、ものすごく愛されています。学ぶところが多いので、一緒に仕事をしながらそういった部分を盗んでいけたらいいな、と思っています。

榎並：宮司アナは、メモの鬼といいますか、取材の鬼。スポーツの現場が長かったですが、私がそういった現場に行ったときでも、必ず机に向かって、何かカリカリ書いているんです。その姿が堂に入っているといいますか、オーラがディレクター然としている。

アナウンサーという出役でありながら、取材者として現場にいるといいますか。制作スタッフに近い立場で現場にいるのですから、信頼もされますし、それがそのまま“説得力”として画面からも伝わるんだな、というのをひしひしと感じます。

宮司アナから榎並アナへのリクエストとは？

――宮司アナは、先ほど「自分のスタイル」と言いましたが、それはどのようなものでしょうか？

宮司：今後、（取材）現場に出ていくなかで、自分なりに大事にしたいこと、視聴者の方に伝えたいと思うことが見つかっていくものなのかな、と思います。

まだ、うまく言語化できる部分ではないのですが、自分のテーマとしては「誠実に」ということです。どんな仕事も一つひとつ誠実にやっていくということ。その先に、自分なりのスタイルがあるんじゃないかという気がしています。

――おふたりは積極的に取材にも出向くそうですが、どんな取材をしてみたいですか？

榎並：そこはもう、世の関心事が優先になってくると思います。個人的な興味で、というのは正直あまり。ただ、いつか、狙って「この人にインタビューに行きたい」「この現場に取材に行ってみたい」というのはありますけど、僕の場合は、結構それがエンタメ系になりますので、ある種、オールラウンドに構えています。

宮司：私も榎並さんが言われた通り、まず視聴者の方々が気になることを取材するというのが大前提のうえで、個人的にはずっとスポーツ番組を担当してきましたので、そのときとは違うスポーツ取材や向き合い方ということも意識しています。

例えば、大谷（翔平）選手の取材に行ってみたいという気持ちもありますし、あとは、個人的に気になっている社会問題の取材にも行ってみたい。1回の取材で終わるのではなく、きちんと線になるように、点と点をつなげていけるような取材をしてみたいなと思います。