実家を片付けるときの便利なサービスや、親と話し合うための工夫を紹介しました。
女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ!』の金曜恒例コーナー「ノンストップ!サミット」。
9月30日(金)の放送は、6月の放送で実家じまいについて語った松本明子さんが再登場。
「家財…遺品…相続…実家をどうする?」というテーマについて、MCの設楽統さんと三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋さん、カンニング竹山さん、「婦人公論」元編集長の三木哲男さんと共に、話し合いました。
実家の片付けは「残したいもの」をリスト化!
まず紹介されたのは、「80代後半の母が、物をなんでも取っておくタイプ。亡くなったらどうやって片付けたらいいのか不安」という女性のお悩みです。
視聴者の意見を募る「せきらら投票」で、「実家にある大量のモノの片付けが不安な気持ち、理解できる?」と問いかけると、
「理解できる=95%」
「理解できない=5%」
となり、実家の家財道具について悩んでいる人が多いことが明らかになりました。
竹山さんは「実家の建物をどうするかという問題だけでも、きょうだいで考え方が違うのに、家財道具は…。見てしまったら取っておきたくなるだろうから、できるだけ見たくない」と、本音を告白。
松本さんは「残しておきたいものはどれなのか、生前にきちんと親と話し合っておくべき」とアドバイスを送りましたが、番組公式SNSには「どう切り出したらいいのか…」「結局手がつけられず、7年放置しています」などの切実な声も寄せられました。
番組では、「ワンズライフ」という会社の「家財整理サービス」の作業の様子を取材。
こちらの会社では、事前に依頼人と一緒に「残しておきたいもの」をリスト化し、仕分けながら片付けを進めます。
家財道具を整理するときには、仕分けたいものの種類別にダンボールを用意。そうすると、効率的に仕分け作業を進めることができるそうです。
千秋さんは「食器や趣味のものなど、高価なものが混ざっている場合もあるから、細分化して目利きしてくれるサービスもあるといい」と提案。
松本さんは「こういうサービスは、本当に便利。一方で、自分の目で見て仕分けることで、思い出とさよならできる部分もあった」と実感を語り、こういったサービスを使うときに注意すべきポイントについても紹介されました。
亡くなったあとのことについて、親と話すきっかけはどう作る?
「両親が亡くなって実家が空き家になったが、思い出がよみがえって片付けが進まない」というお悩みに対しては、松本さんが「全部残すのは限界があるし、同じ作業を自分の子どもに託すことになるよりは…と考えて」と助言。
「ワンズライフ」代表取締役の上野貴子さんによると、親に体力と判断力があるうちに、おおまかな希望を聞く時間を作っておくとよいのだそうです。
その作業をするときにオススメなのが、「親と一緒にエンディングノートを書く」こと。切り出しづらいときは、「私も書いてみたんだけど、書いてみない?」と誘ってみるのがオススメなのだとか。
三木さんは「子どもから書いたと言われたら親も興味を持つ。子どもは親のことをあまり知らないので、自分史を書いてもらって、親のことを理解するのもいいかも」と、上野さんの提案を絶賛しましたが、竹山さんは「オレがエンディングノートを書いたと言ったら、病気にでもかかったかと親を心配させそう」と不安を口にしました。
SNSには「嫁の立場では切り出すのが難しい」「一人っ子だから全部一人でやらなければいけないのが辛い」「終活している親を見るのも切ない」など、さまざまな意見が届きました。
実家の相続&処分はトラブル回避のため事前の話し合いが必須
「姉がいるのだが、親から実家を相続してほしいと言われた。姉より収入の低い自分を心配してくれたようだが、驚いている」という女性のお悩みでは、千秋さんが「公的な文書を作っておかないと、あとでモメそう」とズバリ。
実際、実家の相続は建物を処分する費用の問題などが発生するため等分にするのが難しく、モメるケースが多いといいます。
親が相続について生前にきちんとした文書を作ってくれていたという松本さんは、「早いうちに、きょうだい間でのリーダーを決めるべきなのでは?」と自分の経験を元に教えてくれました。
「実家を売ろうとしているのだが、査定で思うような値段がつかない」というお悩みも登場。
NPO法人 空家・空地管理センターの上田真一代表理事によると、「売れやすい家/売れにくい家」には以下のようなポイントがあるそうです。
千秋さんは「死んでから恨まれたらイヤだから、今のうちに『売るからね!』と両親には宣言している」と笑顔で語りましたが、三木さんによると、買ったときは3000万円以上だった物件が200万円にしかならなかったなど、現実は本当に厳しいようです。
なかなか踏ん切りがつかずに実家を維持し続けてしまった松本さんは、「建物の価値は年とともに下がるので、手放すなら早いほうがいい」と断言。
視聴者から寄せられた「家を壊す前に外観は撮影したが、家の中や樹木ももっと撮影しておけばよかった」という後悔の声が紹介されると、松本さんは「私も写真はたくさん撮った。可能なら、撮っておくといいですよね」と同意していました。
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