1月9日(木)22時にスタートする、松下奈緒主演のフジテレビ木曜劇場『アライブ がん専門医のカルテ』。
このたび、第1話に石野真子、田口トモロヲの出演が決定した。
石野が演じるのは、余命3ヵ月と宣告されているがん患者・村井恵子。田口は 、恵子の大学の同級生で結婚を約束している山本忠司を演じる。
原発不明のがん(※がんが最初に発生した臓器が特定できない転移がん)を抱え、余命3ヵ月を宣告された恵子。治療ではなくホスピス(終末期ケアをおこなう施設)への転院を医師から勧められるが、本当に可能性はゼロなのか、セカンドオピニオンを受けるため、恋人の山本とともに心(松下)のもとを訪ねてくる。
恵子の検査を終えた心は、原発不明のがんは手術が難しいため根治は望めないということを告げる。すると恵子よりも取り乱し、必死に「恵ちゃんを治してください!」と頭を下げる山本。
そんな2人に心は「がんの治療は、3つの“あ”、慌てない、焦らない、あきらめないことが大切です」と言い、一緒に治療へ向けて頑張ることを誓う。だが、恵子と山本を待ち受けていたのは、想像以上に過酷な現実で…。
石野と田口は、本作が初共演となる。 石野は特殊メイクを施し、体当たりで恵子を演じる。また田口が演じる山本は、“本人すら気付かない”とある事情を抱えている難しい役どころ。肩を寄せ合い懸命にがんと闘う2人の姿が描かれる。
<石野真子コメント>
――村井恵子を演じて、いかがでしたか?
自分の命の選択に悩み、葛藤する姿がいとおしく、そして村井恵子さんを心から応援したいと思いました。
――視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。
いろいろな事情があり、いろいろな考え方があり、がんという病気も、人それぞれの症状があり、治療もシンプルではなく複雑ですし、その時のドクターとの出会いで変わっていく時もあるのだと…。
他者の痛みや苦しみは本当に計り知れないし、分からない事ですが、ただ、他者が苦しんでいる時、私自身できることはなんだろうと作品を通して改めて考えさせられました。
<田口トモロヲコメント>
――山本忠司を演じて、いかがでしたか?
共に病気を抱えながら支え合う熟年カップルという難しい役どころでした。本作のディレクターさんの周囲に同じような病気の方がいらした経験から、どう寄りそい合うのか様々指南して頂き、最後まで演じることができました。ありがとうございました。
――視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。
現代の社会情勢を反映させた医療ドラマ『アライブ がん専門医のカルテ』が、現実に体験者として生きている方々やとりまく人々の喜びや勇気などになれば、演じる側の励みにもなります。リアルなエンターテインメントとして楽しんでご覧いただけたらと思います。よろしくお願い致します。