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吉岡秀隆「Dr.コトー」のロケ地・与那国島でのイベントに登場「ただいま!」

めざましmedia編集部

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吉岡秀隆さん、柴咲コウさんが、北海道の医学生と“へき地医療”について語り合いました。

東京から僻地の離島に赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助と、島の人々との交流を通して命の尊さを描く「Dr.コトー診療所」。約16年ぶりの続編となる映画が12月16日(金)に公開されます。

11月21日、本作の完成を記念して、物語の舞台・志木那島のロケ地となった日本最西端の島・与那国島で凱旋プレミアを開催。吉岡さん、柴咲さんが登壇しました。

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今なおロケ地に佇む診療所に「島の人がこの診療所を守っていてくれていて、うれしい」

まず最初に吉岡さんと柴咲さんが訪れたのは、ドラマ第1シリーズの撮影の際に実際に建てられ、今もなおそこに佇んでいる与那国島・比川集落にある志木那島診療所。放送が終わって16年経った今もなお、毎年“コトー”ファンが訪れるという聖地であり、与那国島の観光名所となっている診療所前でトークイベントが行われました。

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夕日がきれいに差し込む診療所へやってきた吉岡さん、柴咲さん、中江功監督。ドラマ撮影時から長年撮影でお世話になっていた診療所を訪れ、吉岡さんは「まだ撮り残したシーンあったかな?という気がしてしまいます」とコメント。

すると、「与那国島には役である彩佳としてしか来ていなかったので、そうではない状態で今ここに立っている自分が本当に不思議でなりません」という柴咲さん。

そんな2人のコメントに対して、中江監督が「撮り残したシーンはないかなと今考えてるんですが、2人いるんだったらリテイクできるなと思いました(笑)」と話すなり、吉岡さん、柴咲さんは「本当にやりかねないからやめてください!」と言い、取材陣から笑いが起こりました。

そして改めて診療所を見て、吉岡さんは「20年経っても島の人がこの診療所をずっと守っていてくれてたんだなと感じて、とてもうれしいです」とコメント。柴咲さんは「島の方はもちろんのことファンの方、作品を愛する方々に見守られて、ずっと残ってきたんだと思うと感慨深いですし、今回は集大成ということで、もしかしたらこんな風に診療所を見ることもないのかなと思うとちょっと寂しいです」と長年、彩佳という役とともに人生を歩んできた気持ちを語りました。

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島民への感謝を込めて上映会を実施!「20年間の感謝の思いでこの映画が完成した」

その後、与那国島総合センターにて、全国公開に先駆けて、ひいては世界に先駆けてどこよりも早く与那国島の島民の皆さまのために凱旋プレミア上映会を実施。会場には約200人の観客が集まり、大きなスクリーンに美しい与那国島の景色が映し出され、エキストラで同じ島の知人が映っているのを話しながら映画を楽しむ様子も。

さらに、後半になるにつれ、会場からは鼻をすする音や涙をぬぐう島民の姿が多くみられ、会場の観客は終始食い入るように映画を鑑賞していました。

その後、舞台挨拶に登壇した吉岡さんと柴咲さんに、本編鑑賞後の熱冷めやらぬない観客から大きな拍手が。

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そんな島の方々の様子に吉岡さんは「ただいま!(場内拍手)およそ20年間、島の人たちの支えがいなかったらこの作品は本当にできていませんでした。20年間の感謝の思いでこの映画が完成したと思います。何よりも皆さんに一番最初に見ていただきたいとずっと思いながら撮影してきました」と与那国島と島民の皆様への感謝の気持ちを語ります。

続く、柴咲さんは「皆さん元気でしたか?皆さんが受け入れてくださって、そしてこのドラマが作ることができて、それが全国の皆さんにも受け入れられてもらえました。皆さんの人生も同じかと思いますが、時が流れると出会いもあれば別れもあり、この作品もそういう人生を一生懸命積み重ねたからこそ素敵だと思えるんじゃないかと思います。皆さんの今までの生活や流れてきた時間を重ね合わせて、見てもらえたらうれしいです」と挨拶をしました。

舞台挨拶の会場となった離島総合センターには、ドラマにまつわる裏話が。ドラマシリーズで印象深いエピソードである、富岡涼さんが演じる原剛洋の船上手術のオペシーンのリハーサルを実施した場所、と撮影秘話が吉岡さんから明かされると、会場からは驚きの声が上がりました。

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その後行われた、島民の皆さんからの質問・感想を受け付けるティーチインでは、2003年のドラマ撮影当時に実際に吉岡さんが出演しているシーンに参加していたという女性から「ドラマ当時に吉岡さんが『お疲れ様でした!』と直接ご挨拶してくれて、それからずっとファンです。そして皆さまが与那国島の美しい風景を映してくださって、この島の良さをたくさんの人に届けてくれて本当にうれしいです。ありがとうございます」と感想が語られる場面も。

これに吉岡さんは「エンディングのシーン含めて空撮のシーンを今はドローンで撮影できるんですが、当時はヘリでその風景含めて撮影していたので本当に大変でした。監督が一番に伝えたかったことなの
で、それが伝わってくれたらうれしいです」とコメント。

さらに、母親ともに来場していた男の子から「お父さんが柴咲さんのこと好きで、どうしてそんなにキラキラしてるんですか?」と質問が飛び、会場からは笑いが。その質問に柴咲さんは「彩佳という役を通してたくさんの経験をさせてもらっているのでキラキラしているんだと思います」とコメントを残し、終始和やかな雰囲気でイベントを締めくくりました。

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<映画「Dr.コトー診療所」概要>

ストーリー
日本の西の端にぽつんと在る美しい島・志木那島。本土からフェリーで6時間かかるこの絶海の孤島に、19年前東京からやってきた五島健助=コトー(吉岡秀隆)。以来、島に“たったひとりの医師”として、島民すべての命を背負ってきた。

長い年月をかけ、島民はコトーに、コトーは島民に信頼をよせ、今や彼は、島にとってかけがいのない存在であり、家族となった。

数年前、長年コトーを支えてきた看護師の星野彩佳(柴咲コウ)と結婚し、彩佳は現在妊娠7ヵ月。もうすぐ、コトーは父親になる。二人と共に暮らす彩佳の両親・正一と昌代、漁師の原剛利、元漁労長の重雄や漁師仲間、スナックを営む茉莉子、今も診療所を手伝う和田らが、今日もそこで静かに暮らしている。

2022 年現在、日本の多くの地方がそうであるように、志木那島もまた過疎高齢化が進んでいる。それでも「まあ、コトーがいるから大丈夫だろう」そんな風に、皆心のどこかで思っていた。

コトーも今や52歳。蒼く広がる海や水平線、波の音、夜空の星の輝きは変わらないが、島は少しずつ変化している。そんなコトーの穏やかな日常にもある変化が忍び寄っていることを、誰もまだ気づいてはいない──。

製作 :フジテレビジョン
制作プロダクション :アットムービー
配給 :東宝
Ⓒ山田貴敏 Ⓒ2022 映画 「Dr.コトー診療所」製作委員会
12月16日(金)全国公開

最新情報は、映画「Dr.コトー診療所」公式サイトまで。

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