育児に対する、妻の不満があらわになりました。
女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ!』の金曜恒例コーナー「ノンストップ!サミット」。
2月3日(金)の放送では、「パパとママ、育児の本音」というテーマについて、MCの設楽統さんと三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋さん、カンニング竹山さん、菊地亜美さん、「婦人公論」元編集長の三木哲男さんが徹底討論しました。
「育児は妻が責任者で夫はサブ?」パパとママの育児負担に千秋が疑問を
まず登場したのは、「育休を取得して僕なりに家事や育児を頑張っているのだが、妻からはあなたばかり自分の時間をとっていると批判される」という夫のお悩みです。
菊地さんは「妻は常に子育てをベースにモノを考えているのに、夫はそうではない。自分の夫は協力的だと思うし、(これをやってと)言えばやってくれるけれど、言う前にやってよと思ってしまう。夫だって2年も親をやっているのだから…」とボヤき顔。
千秋さんも「パパとママで半々、と思っていても、女性の負担がどうしても多くなって不満が溜まっていく。育児の場合は、妻に全面的に責任があって夫がサブ、という考え方になる状況は変えられないのかな?」と、本音で語りました。
「育児せず休むだけならいくじなし」育業川柳に菊地が共感!
東京都は「仕事を休んでいる」という印象を与えがちな「育休」の新たな愛称として、「育業」というワードを提案。
それを浸透させるために開催された「『育業』川柳コンクール2022」に寄せられた川柳の中から、妻の不満を表現した作品も紹介されました。
菊地さんは「わかる〜」と川柳に共感しながら、「こんなこと、妻だって言いたくないけど、どうしても思っちゃう。『気づいたほうがやろうね』と話していても、いつも先に気づくのは私の方」と、ママたちの苦労を代弁。
竹山さんは「夫婦で育業を取得して、きちんと育児をやるのが理想なんだろうけど」と前置きしながら、「話を聞いていると、旦那は育児に限らず何をやっても文句を言われるんだろうな、と思っちゃう」と苦笑していました。
番組では、政府が提案した「産休・育休中のリスキリング(※)」のニュースも紹介しましたが、番組公式SNSには「育児も仕事だという意識が大事」「子供を産んでもキャリアに影響がない社会を作るのが前提なのでは?」などの声が寄せられました。
(※)リスキリング…業務を行ううえで必要な技術や知識などの「学びなおし」を、(仕事を辞めずに)業務と並行しながら行っていくこと。
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