岡田准一「僕、服を着てました？」スーツ姿で岩壁を登り会場がどよめく

めざましmedia編集部

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岡田准一さんが、3月7日、登山用品ブランド「マムート」の2023年春夏コレクション発表会に出席しました。

ステージに用意された岩壁のセットからクライミングしながら登場した岡田さん。

「こういう登場の仕方は初体験かもしれないですね。（普段から山登りを）やっててよかったなと思いました。普段から登山をしたり、（撮影の）アクションでよく吊られますので、お手の物と言いますか、本当にやっていてよかったです」とコメント。

”マムートアンバサダー”に就任した感想を、「（マムートは）160年という長い歴史の中で、イノベーションと安心を積み重ねてきた会社です。革新的な製品を生み出してきたマムートのアンバサダーに選ばれてうれしいです」と伝えました。

「いつかもう一度チャンスがあったら『行きたい』」エベレストでの過酷な撮影を明かす

映画「エヴェレスト神々の山嶺」（2016年）で、実際にエベレストで撮影を行った経験のある岡田さん。

当時を振り返り、「本当に大変で、何もできなかった。歩くのだけでも大変でした。標高4000mを越えると空気も薄くなってきて、僕が行ったのは5500mくらいです。ずっと『ぜえ、ぜえ』と言っている状態で、寝ているときも過ごすんですよ。なので、3時間に1回くらい起きるんです。それがしんどかったです」とコメント。

続けて、「1ヵ月くらい山の上に居たんです。スタッフから『絶対にどこかのタイミングで“イーッ！”となるよ』と言われていて。ストレスを感じて、着ているものを脱ぎたくなるような（感覚です）。その時に、（登山ウェアに）支えてもらえるんです」と語りました。

また、「冗談だったんですけど、1ヵ月以上山にいてから、降りて、急にお風呂に入ると『幸せ過ぎて死ぬ』と聞いて（笑）。それくらい過酷でした」と振り返りました。

イベントでは、岡田さんがエベレストで撮影した写真も公開されました。

その写真を見ながら、「本当に撮影は大変だったんですけど、また行きたくなる。いつかもう一度チャンスがあったら『行きたい』と思う場所です」としみじみ。

プライベートでも登山を楽しんでいるそうで、「登山部という部活を作っていまして、『カッコいい大人になろう』を合言葉に、みんなで登山をしているんです。ちょっとした山に登りながら、自然を満喫する。山登りは人生観を変えてくれるものだと思います。あんなにしんどいのにまた行きたくなるのは、何なんだろうなと思います」とほほ笑みました。

最後にイベントでは、岡田さんが、衣装をセットアップスーツに着替え再登場。製品の機能性を体験するため、会場に用意された約5mの岩壁を登るデモンストレーションに挑戦。

「スーツで（崖を）登るの初めてなんです」と笑いつつ、報道陣を前にぶっつけ本番で臨みました。

岡田さんは、「（着心地は）いいですね～」と余裕な表情を浮かべながら、5mはある岩壁をスイスイと登っていき、最後にジャンプで目標の位置に飛びつくと、会場にどよめきが起こりました。

拍手で迎えられ、崖から降りてくると「（動きやすくて）スーツだと思えないですね。僕（服を）着てました？」と語り、会場に笑いを誘いました。